ビジュアル英文解釈 (Part2) (駿台レクチャーシリーズ) の感想

PartⅡはレビューで度々PartⅠの文章が参照されて下敷きになっており、レベル感も断絶しています。PartⅠから一変して急に複雑度が増し、難化して、入試問題のオンパレードで英文、解説ともに情報量が多くなっているところが特徴です。「少なくとも書かれた英語は整然とした言葉」など金言が各所に散りばめられていて参考になりました。応用問題も基礎の積み重ねから構築されていることが分かる作りになっており、PartⅠの有難味が分かるようになっているPartⅡでした。基本的に精読ですので多読に慣れることも必要だと感じております。

この本に出ている文章をパッと見て訳せるまでのレベルにすれば、東大も可能と著者が仰っている。また、当時の東大よりも今は構文が多少簡単になっているので、カンペキに仕上げたのなら、解釈力はＯＫ！あとは、長文の量をこなすようにしたほうがよい。音読も欠かさずに！私はこの本のおかげで、河合模試の偏差値が８０を超えました。信じてボロ雑巾のように使い果たしてください。