アヴェ・マリア の感想
参照データ
タイトル | アヴェ・マリア |
発売日 | 2008-11-19 |
アーティスト | キャスリーン・バトル |
販売元 | SMJ(SME)(M) |
JANコード | 4547366040739 |
Disc 1 : | ヘンデル:シオンの娘よ、おおいに喜べ(「メサイア」より) ヴォルフ:眠れるみどり子イエス(「メーリケ歌曲集」より) モーツァルト:すべての国々よ、主をたたえよ(証聖者の盛儀晩課第5曲) ヘンデル:ああ、ユバルの竪琴があれば(「ヨシュア」より) バッハ:ため息、涙、悲しみ、苦しみ(カンタータ第21番「わが心には憂い多かりき」第3曲 ) バッハ:良き羊飼いの見守るところ(カンタータ第208番「楽しき狩りこそ、わが喜び」(狩りのカンタータ)第9曲) マスカーニ:アヴェ・マリア(「カヴァレリア・ルスティカーナ」より) ロッシーニ:われら主をほめん(「グローリア・ミサ」より) 伝J.S.バッハ(シュテルツェル):アリア「汝 わが許にあらば」(アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳第2巻より) バッハ:信仰篤き わが心よ(カンタータ第68番「かくも神は世を愛したまえり」第2曲) フォーレ:ピエ・イエズス(レクイエム 作品48 第4曲) 伝承歌:わが主が磔にされし時、汝はそこにいませしか バッハ:わが救い主よ、汝の名は(「クリスマス・オラトリオ」第39曲) グノー:アヴェ・マリア |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » オペラ・声楽 |
購入者の感想
服部隆之氏の作曲から良く知られたシューベルトやバッハなどの
タイトルどおり様々な作曲家のアヴェマリアを歌っています。
アヴェマリアということもあり彼女の良さである自然で柔らかい高音が生きていて
アルバム「ピエ・イエス~祈りを込めて」とは又違った
女性らしい母らしい優しい雰囲気に仕上がっています
少し雰囲気は変わりますが最後に「坂の上の雲」のテーマ曲Stand Alone (日本語)
を聴いて改めて他の歌手と違うところは控えめで語る歌声だなぁと・・・
元々クラシックは好きでも歌唱技術ばかりが目立ちがちなソプラノの金きり声の
オペラや声楽曲はあまり好きではなかった私ですが、
彼女の場合歌唱技術があるもののこれ見よがしに歌わないので非常に心地良く聞けるのです。
好みの問題かもしれませんがクラシックになじみのない人にもお勧めできると思います
ちなみに生のリサイタルも聞いた事ありますがCDと変わりなく
歌唱レベルはさすがドミンゴや小澤征爾が認めるだけのものがありますよ
良い一枚です
タイトルどおり様々な作曲家のアヴェマリアを歌っています。
アヴェマリアということもあり彼女の良さである自然で柔らかい高音が生きていて
アルバム「ピエ・イエス~祈りを込めて」とは又違った
女性らしい母らしい優しい雰囲気に仕上がっています
少し雰囲気は変わりますが最後に「坂の上の雲」のテーマ曲Stand Alone (日本語)
を聴いて改めて他の歌手と違うところは控えめで語る歌声だなぁと・・・
元々クラシックは好きでも歌唱技術ばかりが目立ちがちなソプラノの金きり声の
オペラや声楽曲はあまり好きではなかった私ですが、
彼女の場合歌唱技術があるもののこれ見よがしに歌わないので非常に心地良く聞けるのです。
好みの問題かもしれませんがクラシックになじみのない人にもお勧めできると思います
ちなみに生のリサイタルも聞いた事ありますがCDと変わりなく
歌唱レベルはさすがドミンゴや小澤征爾が認めるだけのものがありますよ
良い一枚です
キャスリーン・バトルの歌唱力は文句無く、加えてこのCDの選曲が素晴らしい。
その中でもマスカーニ:アヴェ・マリアは特に素晴らしく、
この1曲のためにこのCDを買ってもいいです。
CDとSACDのハイブリッド盤なのでSACD対応プレイヤーのお持ちの方は
さらに迷うことなく買い。
その中でもマスカーニ:アヴェ・マリアは特に素晴らしく、
この1曲のためにこのCDを買ってもいいです。
CDとSACDのハイブリッド盤なのでSACD対応プレイヤーのお持ちの方は
さらに迷うことなく買い。
キャスリーン・バトルは、小柄で声量も大きくなく、技術にたよるというソプラノではありませんが、その透明で凛とした美しさを感じさせる声は万人に愛される特徴を持っています。バッハのカンタータやヘンデルのオラトリオのアリア等、宗教曲の持つ荘厳さと敬虔さをその素晴らしい歌声から感じ取れます。
ヴォルフの「メーリケ歌曲集 眠れるみどり子イエス」の歌唱のように厳かな気持ちが感じられる歌唱は特に彼女の魅力がでています。コンサートホールではなく、教会の中で聴いているような雰囲気を持った歌唱です。
モーツァルトの「証聖者の盛儀晩課 第5曲 すべての国々よ,主をたたえよ」にも、厳粛で真摯な気持ちを感じ取りました。絹糸のように細くて艶やかな声によってこそ、モーツァルトが伝えたかった音楽の本質が理解できると思いました。
マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ~アヴェ・マリア」は絶品です。彼女でないとこのような清楚なイメージは表現できないと思います。リリコ・レジェーロの声質を持つソプラノのお手本のような情感溢れる歌唱でした。
フォーレのレクイエムの「ピエ・イエズス」は十八番ですね。バッハ&グノーの「アヴェ・マリア」は、ただただ聞き惚れました。
一番感動したのは、「わが主が磔にされし時,汝はそこにいませしか Were you there」でした。現実の深い悲しみとそれを昇華した先にある希望とを切々とした歌唱にのせたスピリチュラルの名曲です。ア・カペラですので、より敬虔さがましているように感じました。これぞ名唱です。
ヴォルフの「メーリケ歌曲集 眠れるみどり子イエス」の歌唱のように厳かな気持ちが感じられる歌唱は特に彼女の魅力がでています。コンサートホールではなく、教会の中で聴いているような雰囲気を持った歌唱です。
モーツァルトの「証聖者の盛儀晩課 第5曲 すべての国々よ,主をたたえよ」にも、厳粛で真摯な気持ちを感じ取りました。絹糸のように細くて艶やかな声によってこそ、モーツァルトが伝えたかった音楽の本質が理解できると思いました。
マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ~アヴェ・マリア」は絶品です。彼女でないとこのような清楚なイメージは表現できないと思います。リリコ・レジェーロの声質を持つソプラノのお手本のような情感溢れる歌唱でした。
フォーレのレクイエムの「ピエ・イエズス」は十八番ですね。バッハ&グノーの「アヴェ・マリア」は、ただただ聞き惚れました。
一番感動したのは、「わが主が磔にされし時,汝はそこにいませしか Were you there」でした。現実の深い悲しみとそれを昇華した先にある希望とを切々とした歌唱にのせたスピリチュラルの名曲です。ア・カペラですので、より敬虔さがましているように感じました。これぞ名唱です。