アドラー心理学 実践入門---「生」「老」「病」「死」との向き合い方 (ワニ文庫) の感想

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タイトルアドラー心理学 実践入門---「生」「老」「病」「死」との向き合い方 (ワニ文庫)
発売日販売日未定
製作者岸見 一郎
販売元ベストセラーズ
JANコード9784584393482
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

アドラー心理学の本の中では、非常に読みやすかったです。
同じ著者の岸見先生の著作である、NHKブックスの「アドラー 人生を生き抜く心理学」は難しい言い回しが多く、ギブアップしそうになりますが、それと比べると、シンプルでわかりやすい言葉で綴って有ります。
また、「嫌われる勇気」では問答形式なので、初回は楽しく読み進められるものの、読み直す時に限り、会話部分がやや面倒に感じる方もおられると思います。その点において、本書はアドラー心理学のエッセンスだけ読み直したい場合には、便利だと思います。

「嫌われる勇気」は自分にとっては星5つの良書で、そうですね、衝撃的でさえありました。
そのためもう一冊著者の本を読んでみたいと思いました。
自分は50歳を超えた年齢でアドラー心理学との出会いましたが、遅すぎの感もあり、
本書は生老病死との向き合い方が書いてあるということで私くらいの年齢でも
応用できることが書いてあるかと思い購入しました。
死について、または人生って何かなど、若い時から時々考えることはあっても
答えが出ずじまいでしたので何か一つくらい答えが書いてあるかもとも思いました。
「嫌われる勇気」と内容はかなり共通しており、ぐいぐい読み進められた
「嫌われる勇気」に比べるとなかなか読み進められないのです。
読みやすさという点で、「嫌われる勇気」は古賀史健さんの力が
かなり大きかったのだと思いました。

本書はよくある心理学の本の1つのようで割と平凡に感じられた本でした。
この本と先に出会っていたら「嫌われる勇気」は読まなかったでしょう。

生老病死に関係する4章5章は2回読んでみたのですが、どうしても眠くなってしまいます。
頭に入ってこない。というかなぜか心に入ってこない。
これはこちらの読む力の衰えもあるのですが・・・。

値段も安いし買って損というほどではなく、小さく軽いので、アドラーを忘れないためにカバンに忍ばせておくのにはよいかもしれません。

【追記】
4章に再チャレンジしました。自分なりの解釈かもしれません。
まず「老病死」を恐れて人生のタスクから逃げてはいけない。
以下個々に。
「老」は、懸命に今を生きることは老とて同じことなのでアドラーの基本通りでok。
「病」については、病気はなるものだと覚悟すべし。
回復する病は健康のありがたみを感じることができ、
不治の病でも生命そのもののありがたみを感じられる。
「死」は死んだときにはもう自分がいないわけだから恐れてもしょうがない。
いつ人生が終わるかわからない、今ここを生きよう!

※本書は、『アドラー心理学 シンプルな幸福論』(2010年刊)を改題し、
加筆修正のうえ、文庫化したものです。

この表示が小さすぎます。

そもそも、2010年の書籍を、どうして4年しかたってないのに、もう一度出す必要があるんでしょうか。
同じ内容のものを、知らずに二冊買ってしまいました。

その上、ややこしくタイトルまで変えて…。

嫌われる勇気がヒットしたからといって、いかにも新作のようなフリをして売りつける…。ムカつきます。

アドラー心理学そのものは素晴らしいと思います。
でもこの本はヒドい。出版社ベストセラーズと作者さんを嫌います。

私に嫌われましたが、嫌われる勇気でOKなんでしょうね。

これが先生の「自由」で「勇気」でしょうか。
しかしこの本を出すことが社会貢献には少なくともなってないと思います。

そのっまんまな書籍を出すのではなく、ここは一発、先生が描き下ろしをしてほしかった。
それを読者は期待してると思いますが…。
「今ここ」で、そのパワーを出す気力はなかったのでしょうか。
なぜ安易な「焼き直し」に走ったのでしょうか。

アドラー心理学について語られてはいますが、実践というのはなかなか難しいものだな、と思いました。

ちなみに-「生」「老」「病」「死」の話ですが…。
正直、アドラーの話というより、岸見先生ご自身の体験談がダラダラ続いております。
心筋梗塞と、お父様の介護のお話を何回読まされたか分かりません。

先生ご自身の語りになると、突然に内容が薄くなりますので、アドラー先生の話に忠実な内容のみお願いできれば幸いです。

【追記】
ちなみに、「嫌われる勇気」から入って、もっとアドラーについて知りたい方へ。

アドラー関連の書籍はほぼすべて読みましたが、

「嫌われる勇気」と「100の言葉」だけ読んでおけばもう十分です。9割以上の内容はここに含まれています。

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