人間は脳で食べている (ちくま新書) の感想
参照データ
タイトル | 人間は脳で食べている (ちくま新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伏木 亨 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480062734 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て |
購入者の感想
まだ途中ですが、いちいち頷ける内容と文章で楽しく読ませていただいています。電子書籍なので気になる箇所には簡単にマーカーを引けますが、各ページマーカーだらけです。
有名な店、高い店、人が並ぶ店、さらには気のあう人と食べる料理、緊張の後の食事など、確かに情報や環境で味が変わる。それらの要因を4つにまとめて解説している。
が、それよりも「和食」の伝統がなくなるかもしれないという以下の論法に驚いた次第。
マウスの離乳期に鰹ダシ風味のものを与えると、大人になってからも鰹ダシ風味のものを好むという。親から与えられた安心できる食べ物として記憶に刷り込まれるのだ。
ヒトの場合、缶詰めやパックの離乳食があり、いろいろな風味で味付けされている。それらには和食の割合は少ない。
1971年、日本マクドナルドが最初に狙ったターゲットは女子学生。それから何年かして、彼女たちは自分の子供を連れて、マクドナルドに行く。
次の世代の子供たちは何を食べているのだろうか?
が、それよりも「和食」の伝統がなくなるかもしれないという以下の論法に驚いた次第。
マウスの離乳期に鰹ダシ風味のものを与えると、大人になってからも鰹ダシ風味のものを好むという。親から与えられた安心できる食べ物として記憶に刷り込まれるのだ。
ヒトの場合、缶詰めやパックの離乳食があり、いろいろな風味で味付けされている。それらには和食の割合は少ない。
1971年、日本マクドナルドが最初に狙ったターゲットは女子学生。それから何年かして、彼女たちは自分の子供を連れて、マクドナルドに行く。
次の世代の子供たちは何を食べているのだろうか?