人間はどこから来たのか、どこへ行くのか (角川文庫) の感想
参照データ
タイトル | 人間はどこから来たのか、どこへ行くのか (角川文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高間 大介(NHK取材班) |
販売元 | 角川書店(角川グループパブリッシング) |
JANコード | 9784043943593 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » サル・人類学 |
購入者の感想
読む前に想定していたのは、アフリカでホモ・サピエンスが生まれ拡散していく過程でした。が、その話は第1章でおしまい。その後、最後の10章まで、ロボットや表情などを介した心とは何かという問題、言葉の誕生とジュウシマツ、農耕は階級社会を生んだのかなど、様々な研究者の知見や考え方を通じて、「人間とは何か」を深く考えさせてくれます。
印象的なのは、それらの研究者に「人間の定義」を問い、研究者が自分の研究の範疇で納得できる定義をしているところです。
いずれにしても、昔、教えられてそのまま信じていたことが証拠とともに示されてたくさん覆され、とても賢くなった気にさせてくれる本でした。
印象的なのは、それらの研究者に「人間の定義」を問い、研究者が自分の研究の範疇で納得できる定義をしているところです。
いずれにしても、昔、教えられてそのまま信じていたことが証拠とともに示されてたくさん覆され、とても賢くなった気にさせてくれる本でした。