シックスサマナ 第13号 セカシュー女子の野望と現実 の感想

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参照データ

タイトルシックスサマナ 第13号 セカシュー女子の野望と現実
発売日2014-05-31
製作者クーロン黒沢
販売元SIXSAMANA
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » 旅行ガイド・マップ » 海外旅行

購入者の感想

久々に濃い内容だったと感じました。

セカシューを推す書籍などを読むと、現地就職もなんだか敷居が低そうに思えてきますが、現実は厳しいです。
今回のアンチセカシュー(?)特集に加えてイトゥーさんの連載が始まっていますが、同じくセカシュー経験者の私としては、
非常に共感できる内容でした。

私もどちらかというとイトゥーさんに見下されそうな側なので「共感」というと語弊がありますが、ちゃんとした仕事のスキルを持ち、
きちんと現地語を学んだ上でセカシューするような人から見れば、お気楽セカシュー勢は間違いなくこういう風に映ってるんだろうな、と感じました。

「英語圏では働けない程度の英語力を持ってタイに来て、タイ語は勉強しようとしない人」の話とかリアル過ぎます。
そういう人でも就職しようと思えばできますが、当然「その程度の待遇」になります。

賃金や環境、拘束時間の面で日本でやったら即訴えられそうなグレーな形態を取っている日系企業もあり、そういう所ほどセカシュー組を積極的に募集しています。
人材派遣会社も紹介金欲しさにそいういう所をゴリゴリ推して来ますし、現地での限られた滞在期間で求職していたりするとこういう所に入ってしまいがちになります。

イトゥーさんの紹介している女性のケースでは、本人が「英語ができれば問題ない!」と主張しているようですが、そういうブラックな所に入ってしまえば、
たとえ現地語を勉強したりスキルアップしたいという意思があったとしても体力、精神力、時間、経済面でキツくなるのが現実です。
また、そういう所に中途半端に腰を据えている内に諸事情で抜け出す事もままならなくなり、「気楽に海外に来たけどブラック企業で社畜です。しかも貧乏です」という悪夢に陥っている人も見てきました。

イトゥーさんの記事は言葉がキツいところもあるけど、内容は的を射ています。
「どこであろうと、自分が住んでいる国と真摯に向き合うこともできない人間は、何をしてもダメということです。

皿井タレー氏の文章久々に読んだ。
いつも人間離れしたエピソードでお腹いっぱいになるが、このくらいの内容もサラッと読めていい。

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