トットちゃんとトットちゃんたち (講談社青い鳥文庫) の感想

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タイトルトットちゃんとトットちゃんたち (講談社青い鳥文庫)
発売日販売日未定
製作者黒柳 徹子
販売元講談社
JANコード9784061485600
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究

購入者の感想

黒柳徹子さんが
ユニセフの親善大使として各国を訪れた記録の本です

これを読んで、日本で自分のことで悩んでることがどんなに幸せなことか
思い知らされる本でした

この中に登場する人たちは
今日家族で食べるものがなく、家族を養うために売春をする少年少女や
少しでも同情を得られるようにと、手や足を親に切り落とされた子供たち
父や母を失いたった一人で一生懸命に生きている子供たちがいました

ワクチンや予防接種が受けられれば生き続けられた命が
今日食べる物、栄養のある物を手に入れれば生き続けられた命が
儚く消えていく様子も包み隠さず書いてありました

今も内戦や戦争を続ける危険な地域があるということは
ニュースで伝えられたときに思い出すことがあるけれど
今、こうしている間にもたくさんの国々で大変な思いをしてる人がいることを
ちゃんと初めて知った気がします

黒柳さんも、決して安全な訪問ではなく
時に怖い思いをしながらも、
親善大使として各国を回っていとたは思っていませんでした

時にショッキングな写真もありました
でも、これが世界の実情なんだと
信じられないようなことが、まだまだ世界にはあるんだと知りました

もしどこかで見かけたら手にとって見て下さい

こんなに、子どもの視点に立って物が見られる方は、そういません。
ユニセフ親善大使という、なんだか地位の高そうな方ですが
視点は子どもたちの視点に立って、この文章書かれています。
決して美化することなく、かといって不愉快な強調
(こういう子ども達もいるのに日本の子どもはどうのこうの、とか)もなく、
本当に素直な気持ちで素直にこの「事実」を受け取れます。
一体、今海外はどうなっているのか。
読書感想文コンクールの高等学校の部の課題図書だっただけあり、
子どもにとっても読みやすい内容となっています。
が、大人の方にも私は読んでいただきたいです。
子どもたちの悲しみを、決して他人事でなく、自分のことと重ねて、感じてみてください。

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講談社から発売された黒柳 徹子のトットちゃんとトットちゃんたち (講談社青い鳥文庫)(JAN:9784061485600)の感想と評価
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