手首式デジタル血圧計　WSK-1011 の感想

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　冬の時期は室内でもセーターなどで厚着しているため、上腕型血圧計で計る場合、上着を脱ぐのは面倒くさいし、脱いだとき体を動かすことと寒い室内で薄着になることによって若干血圧が上がるため、今まで正しい値が出ませんでした。そこで、上着を脱がなくても測定できる手首型の血圧計として本機をはじめて購入しました。使い始めてまだ数日しか経過していませんが、感想を記述します。

【使いやすさ】
手首に巻き付けやすく、軽量コンパクトで上腕型よりもずっと使いやすいです。これなら旅行時にも携行できます。

【機能】
不整脈チェックや脈圧測定、体動チェック機能（かなり敏感） が備わっていてなかなか高機能です。

【精度】
精度が高いことでわりと評判の上腕型血圧計オムロン「HEM-7420」と同時に計ってみました。
収縮期血圧：本機（WSK-1011）は、HEM-7420とほぼ同値でした。
拡張期血圧：本機（WSK-1011）は、HEM-7420に比べて3〜10mHg程度低い値が出ました。
何度計っても同じ傾向でした。本機（WSK-1011）は複数回測定したときの血圧値のバラつき（変動）がHEM-7420よりも少ないです。

【不満点】
いまのところ特にありませんが、単4アルカリ電池（2本）で、何回くらい測定できるのか気になります（スペックに記載されていないので・・・）。付属の小さな取扱説明書は、綴じ代からノリはがれていて、開いたとたん冊子がバラバラになってしまいました。仕方ないのでサイトから取扱説明書（PDF）をダウンロードしました。

　測定時の注意点としては、心臓を基準にして手首の高さがちょっと変わると、血圧の値が大きく変動することでした。手首の高さを心臓の高さに正確にあわせる必要があるようです。精度のよい上腕型の血圧計をすでに持っている方は、本機（WSK-1011）と同時測定して、同じ血圧値がでるような手首の高さをあらかじめ見つけておいたほうがよいと思います。