萌えロリータファッションの描き方 基本となるボディからコスチュームまで の感想

萌え絵を描けるようになると、やっぱり描きたくなってしまうロリータファッション。
しかしどのファッションアイテムも現実離れしているため、資料がなかなか見つからないか
見つかっても服の構造が分からないかで、つまずいてしまう可能性があります。

どういった服装を重ね着するのがロリータファッションなのか、
どういった場所にフリルが付いているのがロリータファッションのアイテムなのかという
疑問に答えてくれるのがこの本なので
「とりあえず服にフリルを付けてみたけどイマイチ萌えない…」という人は手に取る価値があるかも。

フリルにも大きなフリルから小さなフリルまで色々なものがあり、
それを服のどの場所に使うのが適切なのか、分かりやすく解説してくれています。

髪の毛の描き方もロリータファッション向けのロングヘアーの描き方に特化しており、
他の萌え絵技法書との被りは少なめなので、このくらいならありかなというイメージ。

ただし、最後のカラーイラストとメイキングのページの必要性は
同社の他の技法書同様、あまり価値を感じません。そこを削ってコストダウンした方が良いのでは…。

身体の書き方、ロリータファッションのアイテムの紹介から
始まっているので、ロリータファッションをよく知らない人でも参考になると思います。
フリルの書き方、ボンネットの書き方など順を追って詳しく書かれています。
CGにある程度慣れていて、ロリータファッションの女の子を書いてみたい人に向いていると思います。