西部警察LEGEND9 決起せよ! 超スーパーマシン の感想

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劇中で壮絶な最期を遂げながら、その後も生存説がささやかれ続けたマシンＸですが、ついにそれが裏付けられました。
石原プロの公式コメントではありませんが、管理やレストアを託されてる方の証言ですから、公式に準ずると受け止めていいと思います。
番組終了後に他社から発売された西部警察のムック等では、スーパーＺやＲＳ3兄弟にばかりスポットが当たり、
「現存しない」事になってたマシンＸは写真も少なかったのですが、今回多数の未公開スチール写真が掲載された事で、それも帳消しです。

もう一つの見どころは庄司永建、八名信夫両氏のロングインタビューでしょう。
特に庄司氏のそれは、西部警察以前の日活時代のお話も交えており、それ自体が映画史を補う貴重な証言となってます。
それにしてもお二人ともかなりの御高齢(庄司氏91歳、八名氏79歳)なのに若々しい。
やはりいい仕事をされた人は、老いてもいい顔をしてます。

マシンＸ、庄司氏、八名氏、いずれも西部警察を支えた、まさにＬＥＧENDと称するにふさわしい存在であり
その意味でこの第9巻は、全ての西部警察ファンにお薦め出来ます。
無印と呼ばれる一作目のファンならなおの事「買い」でしょう。