「しあわせ脳」に育てよう! 子どもを伸ばす4つのルール の感想

０歳から１５歳までの子どもを 脳の発達やホルモンの影響などから客観的に見つつ、
さらに黒川さん自身の一人息子の成長も描いたエッセイかつ育児テキスト。
その「客観的データ」というのが面白い。育児を面白くさせる、と私は思う。
たとえば、恋愛するのにも、
「男性脳と女性脳は造りが違うから、分かり合えないことが多い」
ということがわかっていたら、
些細な喧嘩もしなくていいし、
ムカ！っとくることも「ああ、男性的ね」と温かく見守ることができる（こともある）。
それと一緒で、子育てというのも、
「子ども」という未知の生物に対してのデータ、予備知識、をどれだけ持っているかで、
「ああ、今はこういう時期だからこういうことするのね」と冷静に見守ったり
「ああ、これが社会性への一歩か！」とか感動したりもできる。
知ってるのと、知らないのとでは大違い。

子どもを愛情深く育てていくことが、人生を豊かにしてくれている、と感じる１冊。

特に、男の子ママ、働くママにお勧めです。