戦友 [名もなき勇者たち] の感想
参照データ
タイトル | 戦友 [名もなき勇者たち] |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高部 正樹 |
販売元 | 並木書房 |
JANコード | 9784890632275 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
とても面白い作品でした。高部さん自身よくメディアに顔を出されていますが、カメラを前にして断片的にしか語られなかったカレンの日本人兵たちの姿が活き活きと書き出されています。
しかし、文章として気になるところが一つ。作品冒頭のワンカーでの防戦とそれ以降で明らかに文章の質が異なるように見えます。冒頭部はやたら修飾語が多く、そして回りくどい。まるで藤〇周平の文章のようです。それ以降は全編にわたって淡々と記されているので読みやすいです。
この違いはなぜ生まれたか、ゴーストライターなどと極端なことを言うつもりはありませんが、高部さんの体験が本として「商品」となる際に出版社やどこかしらの意図的な改変があったと考えるのが普通でしょう。そっちの方面ではそれは常識かもしれません。
私は、高部さんの体験は事実だと信じています。だからこそこの本は冒頭部のような余計で回りくどい文章を入れず、全編にわたって淡々とノンフィクションをしてほしかったのです。高部さんご自身はどう思われているのか、伺ってみたいところです。
本そのものはとても面白かったです。亡くなられた日本人兵の皆様に合掌。
しかし、文章として気になるところが一つ。作品冒頭のワンカーでの防戦とそれ以降で明らかに文章の質が異なるように見えます。冒頭部はやたら修飾語が多く、そして回りくどい。まるで藤〇周平の文章のようです。それ以降は全編にわたって淡々と記されているので読みやすいです。
この違いはなぜ生まれたか、ゴーストライターなどと極端なことを言うつもりはありませんが、高部さんの体験が本として「商品」となる際に出版社やどこかしらの意図的な改変があったと考えるのが普通でしょう。そっちの方面ではそれは常識かもしれません。
私は、高部さんの体験は事実だと信じています。だからこそこの本は冒頭部のような余計で回りくどい文章を入れず、全編にわたって淡々とノンフィクションをしてほしかったのです。高部さんご自身はどう思われているのか、伺ってみたいところです。
本そのものはとても面白かったです。亡くなられた日本人兵の皆様に合掌。
60年以上続くカレン独立闘争に身を置いた、日本人達の物語である。
報酬があるわけでもなく、下手をすれば死んでしまうなかで、カレン民族のために命を捧げた3人の日本人兵士達。そんな高部正樹氏の「戦友」の生き様がこの本には書かれている。一読すべき一冊です。
報酬があるわけでもなく、下手をすれば死んでしまうなかで、カレン民族のために命を捧げた3人の日本人兵士達。そんな高部正樹氏の「戦友」の生き様がこの本には書かれている。一読すべき一冊です。