精霊の守り人 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 精霊の守り人 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 上橋 菜穂子 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101302720 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー |
購入者の感想
朝日新聞のヤング向け書評を読んでいたら、大人にこそ読んでもらいたいファンタジーと
書いてあった。
こういう感じで、小野不由美の十二国記も手にした事を思い出して、ここは50過ぎたお
ぢちゃんが、等と言う言葉は振り切って、エイって買ってみた。
いやぁ、おもしろい。
異世界ファンタジーと言うのは、最初の数ページでこれはちょっと、と思う場合と、そこ
で引き込まれてあっという間と言う場合の二種類がある気がするけど、本書はもちろん後
者の方。
ありえなぁいと叫ぶだけのような、そんな浅いファンタジーではなく、とてもとても重厚
な、しっかり細部も練り込まれた、実に味わい深い作品でした。
主人公の設定が老練な女用心棒と言うのがそもそも面白いが、脇を固める登場人物が、全
てとても人間味がある、ドラマチックな人達ばかりで物語に色を添えている。
わくわくドキドキのはらはら感もたっぷりで、戦闘シーはなかなかの迫力。
この作品はシリーズとしてあるそうな。
嬉しいなぁ。さぁ、次を読もう。
書いてあった。
こういう感じで、小野不由美の十二国記も手にした事を思い出して、ここは50過ぎたお
ぢちゃんが、等と言う言葉は振り切って、エイって買ってみた。
いやぁ、おもしろい。
異世界ファンタジーと言うのは、最初の数ページでこれはちょっと、と思う場合と、そこ
で引き込まれてあっという間と言う場合の二種類がある気がするけど、本書はもちろん後
者の方。
ありえなぁいと叫ぶだけのような、そんな浅いファンタジーではなく、とてもとても重厚
な、しっかり細部も練り込まれた、実に味わい深い作品でした。
主人公の設定が老練な女用心棒と言うのがそもそも面白いが、脇を固める登場人物が、全
てとても人間味がある、ドラマチックな人達ばかりで物語に色を添えている。
わくわくドキドキのはらはら感もたっぷりで、戦闘シーはなかなかの迫力。
この作品はシリーズとしてあるそうな。
嬉しいなぁ。さぁ、次を読もう。