中途半端もありがたい:玄侑宗久対談集 の感想
参照データ
タイトル | 中途半端もありがたい:玄侑宗久対談集 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 玄侑 宗久 |
販売元 | 東京書籍 |
JANコード | 9784487806607 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
こないだからたまに各新聞の書評欄を集めたサイトを見て、Amazonのほしい物リストに入れるのを楽しみにしています。
そんななか初めて買ったのが玄侑さんの対談集です。
さすが東京書籍といった感じで、こういう本が出版されるのを知ると日本もまだ捨てたもんじゃないかもって思います。
まだパラっとしか見てないけど、日野原重明先生との対談で、東日本大震災のとき日野原先生は聖路加病院の理事長室にいたらしいんですが、
「関東大震災の2回目が来た」
と思われたそうです。
関東大震災はご存知のように大正12年。
その記憶をしっかり持っている方がいらっしゃるというのってすごいですね。
あとは、養老孟司さんが東大の解剖学にいたころ、ある朝、誰か学生が解剖台に一輪の花を飾ると、翌日からみんなが花を持ってくるようになったというエピソードを紹介していました。
東大生っていうとある種、頭が硬くて合理性を突き詰めて、一般庶民には理解できない雲の上の人たち、的なイメージというか偏見があると思うんですが、こういう逸話を聞くと一面的に語られる危うさを改めて痛感してはっとさせられました。
ひさびさに良書の予感でうれしいです。
そんななか初めて買ったのが玄侑さんの対談集です。
さすが東京書籍といった感じで、こういう本が出版されるのを知ると日本もまだ捨てたもんじゃないかもって思います。
まだパラっとしか見てないけど、日野原重明先生との対談で、東日本大震災のとき日野原先生は聖路加病院の理事長室にいたらしいんですが、
「関東大震災の2回目が来た」
と思われたそうです。
関東大震災はご存知のように大正12年。
その記憶をしっかり持っている方がいらっしゃるというのってすごいですね。
あとは、養老孟司さんが東大の解剖学にいたころ、ある朝、誰か学生が解剖台に一輪の花を飾ると、翌日からみんなが花を持ってくるようになったというエピソードを紹介していました。
東大生っていうとある種、頭が硬くて合理性を突き詰めて、一般庶民には理解できない雲の上の人たち、的なイメージというか偏見があると思うんですが、こういう逸話を聞くと一面的に語られる危うさを改めて痛感してはっとさせられました。
ひさびさに良書の予感でうれしいです。
この坊様は妹の嫁ぎ先のお母さんが亡くなった時に来てくれた坊様で話の端々に何か普通の坊様と違うと感じていました。この坊様が書いている本があると知り購入しました。とても教養を感じる坊様ですよ。