フリー・ソウル・キリンジ ~Bluelight Edition~ [Analog] の感想

CDで発売されたシリーズのアナログバージョン。延期か重なり発売が当初より半年近く遅れた。
内袋が紙製なので海外プレスなのかなとおもったらMade in Germanyの表記。
この紙製内袋、冬場は静電気で盤面にぴったりくっついて無闇に取り出すと傷になったりするので要注意。
盤は重量盤ではなく通常の厚み。プレスクオリティは良好です。さすがドイツ。
ジャケットやインナーはシンプルで表ジャケ以外は文字のみ。あくまでレコードに特化した仕様。
ただLPの収録時間の関係で曲数がCDの半分以下に絞られており、相当苦汁の選曲になっております。
「Drifter」が漏れているのを知った時は思わず頭を抱えました。
それでもこの８曲だけで45分近くあり、キリンジの曲って基本長いんだなと改めて思った。
このレコードを買う人のほとんどは「キリンジをあえてアナログで聞きたい」という人たちであり、即完売の状況を踏まえるとその頭数は十分採算の合う物に感じる。たとえ単価が二倍になろうとも購入したに違いない。願わくば各二枚組で万全の体制でリリースして頂きたかった。それだけが残念。