凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方。 の感想
参照データ
タイトル | 凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方。 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 星野 明宏 |
販売元 | すばる舎 |
JANコード | 9784799103128 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓 |
購入者の感想
■概要
著者は大学ラグビーで素質、才能、体格のハンデを跳ね返しレギュラーとして活躍し、電通でもエリート
社員に負けることなく活躍し、その後高校教師に転進され、わずか3年の指導でそれまで弱小だったチーム
を花園での全国大会出場に導いたというすごい経歴をもった方です。
著者のこれまでのラグビー経験、電通での社会人経験、高校ラグビー部の指導経験を通じて、如何にして
ご自身がエリート達と渡り合ってきたか語られます。非常に面白く興味深い考え方をされており、その思考を
実行に移してラグビーの世界、広告メディアの世界で活躍されたことが読み取れる良書だと思います。
さて、その凡人がエリートに勝つための方法ですが、
1.組織における自分の立ち位置(キャラクター)を明確にして「特長」をつくる
2.能力やスキルではなく、凡人流の発想術
の2点を薦めておられます。
1点目の立ち位置と特長については、特に組織の中で「空席」の立ち位置を探すことが最も重要であり、個性を
伸ばすのではなく「特長」をつくり出すことを重視されています。
また、立ち位置探しでつまずく原因として
- 自分で考える立ち位置の選択肢が少なすぎる
- 自分の優れている点を活かそうとする
を挙げておられます。SMAPの草さんが如何にして他のメンバーとかぶらない現在の立ち位置に至ったかその
試行錯誤の様子も紹介されています。さらに、特長については周囲との相対で決まるもので、周囲がやっていな
いことをやればそれが特長になると述べておられます。従って著者の言う「特長」とは探し出した固有の立ち位置
に沿った行動を積み重ねることにより出てくるものだろうと思います。
2点目の発想術も丸一章をさいて色々紹介されています。個人的には対義語、反対語などでネガティブな言葉
をポジティブな言葉に反転させる方法が印象に残りました。その際に辞書を活用すると思わぬヒントが転がってい
ることがあるので辞書の利用を勧めておられます。
著者は大学ラグビーで素質、才能、体格のハンデを跳ね返しレギュラーとして活躍し、電通でもエリート
社員に負けることなく活躍し、その後高校教師に転進され、わずか3年の指導でそれまで弱小だったチーム
を花園での全国大会出場に導いたというすごい経歴をもった方です。
著者のこれまでのラグビー経験、電通での社会人経験、高校ラグビー部の指導経験を通じて、如何にして
ご自身がエリート達と渡り合ってきたか語られます。非常に面白く興味深い考え方をされており、その思考を
実行に移してラグビーの世界、広告メディアの世界で活躍されたことが読み取れる良書だと思います。
さて、その凡人がエリートに勝つための方法ですが、
1.組織における自分の立ち位置(キャラクター)を明確にして「特長」をつくる
2.能力やスキルではなく、凡人流の発想術
の2点を薦めておられます。
1点目の立ち位置と特長については、特に組織の中で「空席」の立ち位置を探すことが最も重要であり、個性を
伸ばすのではなく「特長」をつくり出すことを重視されています。
また、立ち位置探しでつまずく原因として
- 自分で考える立ち位置の選択肢が少なすぎる
- 自分の優れている点を活かそうとする
を挙げておられます。SMAPの草さんが如何にして他のメンバーとかぶらない現在の立ち位置に至ったかその
試行錯誤の様子も紹介されています。さらに、特長については周囲との相対で決まるもので、周囲がやっていな
いことをやればそれが特長になると述べておられます。従って著者の言う「特長」とは探し出した固有の立ち位置
に沿った行動を積み重ねることにより出てくるものだろうと思います。
2点目の発想術も丸一章をさいて色々紹介されています。個人的には対義語、反対語などでネガティブな言葉
をポジティブな言葉に反転させる方法が印象に残りました。その際に辞書を活用すると思わぬヒントが転がってい
ることがあるので辞書の利用を勧めておられます。
2014年に読んだ本の中で一番の当たりだったかもしれません。
著者の問題意識は、本のタイトル通り「凡人でもエリートに勝てるためには、どうするか?」だと思いましたが、
私が感じたものは、「よりより自分をプロデュースするためには、どうするか?」です。
特に印象に残った点は2つあります。
’1理想の日を書かせる。そして、チェックさせる
’2本当に必要な「スキル」を考えさせる。
以上2点は、実際に著者が静岡聖光学院ラグビー部の部員達に指導していることです。
’1は、実際に続けるのが非常に難しいことです。明日の予定を書く、考えるのは、仕事をしている
人にとっては、当たり前かもしれませんが、「理想の一日を記す」のは、大変ハードルの高いこと
です。
’2は私もそうなのですが、スキルに関して、大いなる「誤解」をしているのではないかと。。。
つまり、今自分が得ようとしているスキルは、果たして、成果に結びつくのだろうか?
という素朴な疑問です。自分の今までの「スキル獲得の歴史」を振り返ってみても、
殆どが、特に何も身につかないままに、終わっていたのではないかと思いました。
著者の本を読んで、著者が一番言いたいことは、エリートと互角に渡り合える方法ではなく、
結局の所、「己をよく知るには、どうすればいいか?」この1点だけなのではないかと思います。
非常に面白い切り口で、その方法論を語られています。一読する価値は、大いにあると思います。
著者の問題意識は、本のタイトル通り「凡人でもエリートに勝てるためには、どうするか?」だと思いましたが、
私が感じたものは、「よりより自分をプロデュースするためには、どうするか?」です。
特に印象に残った点は2つあります。
’1理想の日を書かせる。そして、チェックさせる
’2本当に必要な「スキル」を考えさせる。
以上2点は、実際に著者が静岡聖光学院ラグビー部の部員達に指導していることです。
’1は、実際に続けるのが非常に難しいことです。明日の予定を書く、考えるのは、仕事をしている
人にとっては、当たり前かもしれませんが、「理想の一日を記す」のは、大変ハードルの高いこと
です。
’2は私もそうなのですが、スキルに関して、大いなる「誤解」をしているのではないかと。。。
つまり、今自分が得ようとしているスキルは、果たして、成果に結びつくのだろうか?
という素朴な疑問です。自分の今までの「スキル獲得の歴史」を振り返ってみても、
殆どが、特に何も身につかないままに、終わっていたのではないかと思いました。
著者の本を読んで、著者が一番言いたいことは、エリートと互角に渡り合える方法ではなく、
結局の所、「己をよく知るには、どうすればいいか?」この1点だけなのではないかと思います。
非常に面白い切り口で、その方法論を語られています。一読する価値は、大いにあると思います。