考具 ―考えるための道具、持っていますか? の感想

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参照データ

タイトル考具 ―考えるための道具、持っていますか?
発売日販売日未定
製作者加藤 昌治
販売元阪急コミュニケーションズ
JANコード9784484032054
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 読みもの

購入者の感想

 本書は、「アイデア」を出すための多くの手段を紹介する。
 ブレーンストーミングもその一つ。くらたまなぶ氏も『創刊男の仕事術』でその重要性を強調していた。しかし、これ意外と難しい。まず相手がいない。たとえ相手がいたとしても、時間が合わない。
 そこで本書の出番だ。どんなものでも「人間が考え出したこと」。アイデアは既存の要素の組み合わせだから、アイデア出しの思考はひたすら拡散させる必要がある。
「似たような案を、似ているからといって一緒くたにしてしまったり、頭の中で勝手にまとめてしまうこともよくありがちですが、それはもったいない」
「複数の選択肢の可能性に自分を置いてみることは大事です。創造性がない、と言われる背景には、こうした選択肢があまりに少な’’’環境で結論を出してきたことにもあるように感じます。」
 ことあたり、フムフムという感じで読む。そして目がとまるのが「マンダラート」。いくつかの<考具>の中でも、筆者が一番力を入れて紹介している。
 「シンプルなフォーマットから不思議なほどアイデアが出てくる」と見出しにある。ほどよい強制力を思考にもたらす装置だ。筆者は、この手法を使い倒している。
 マンダラートの具体的な使用方法を知るだけでも、本書を読む価値はある。

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