伊福部昭: ゴジラの守護神・日本作曲界の巨匠 (文藝別冊/KAWADE夢ムック) の感想
参照データ
タイトル | 伊福部昭: ゴジラの守護神・日本作曲界の巨匠 (文藝別冊/KAWADE夢ムック) |
発売日 | 2014-05-31 |
販売元 | 河出書房新社 |
JANコード | 9784309978338 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » 映画 » 日本映画 |
購入者の感想
先日強行軍で札幌での記念コンサートを聴きに行った際にも、会場で販売されておりました。
百年紀らしい、多角的、かつ伊福部音楽からの距離の近い人から遠い人まで、様々な
スタンスの方のインタビューを記載し、未発表の伊福部語録も豊富で、満足出来る内容です。
それなりの伊福部関連書籍に触れてきた自分にとっても充分「面白い!」と言える出来栄え
でした。
流石片山氏責任編集の記念誌と言えるでしょう。
ただ、伊福部音楽作品・その作風・著者の美観/歴史及び過去の人間関係等にある程度
精通している方でないと、この本の価値、面白さが十二分に味わいにくい部分がある事も
否定出来ず、その意味で☆4つとさせて頂きました。
ともかく、伊福部昭関連書籍としては屈指の内容ではあります。
百年紀らしい、多角的、かつ伊福部音楽からの距離の近い人から遠い人まで、様々な
スタンスの方のインタビューを記載し、未発表の伊福部語録も豊富で、満足出来る内容です。
それなりの伊福部関連書籍に触れてきた自分にとっても充分「面白い!」と言える出来栄え
でした。
流石片山氏責任編集の記念誌と言えるでしょう。
ただ、伊福部音楽作品・その作風・著者の美観/歴史及び過去の人間関係等にある程度
精通している方でないと、この本の価値、面白さが十二分に味わいにくい部分がある事も
否定出来ず、その意味で☆4つとさせて頂きました。
ともかく、伊福部昭関連書籍としては屈指の内容ではあります。
今から100年前の5月31日は伊福部昭がこの世に生まれた日である。正に生誕100年のその日に出版されたこの本は良くできています。
勿論その音楽を聴くことが伊福部昭を知る上で最高の方法であるのは間違いないことですが、読み物としてはこれはビギナーから熟知した人まで広くお勧めできるものです。
思えば映画の劇伴音楽と言えば外国映画の物しか商売にも評価の対象にもならなかった時代を知るものにとっては、こうした日本映画の劇伴音楽を数多く手掛けた伊福部昭がこれ程までの存在になられたことには感慨深い物があります。
映画の劇伴音楽で伊福部昭を知り、その純音楽作品にも親しみ、またその多くの弟子たちの音楽にも触れることが出来たことは本当に幸せなことでした。
また100年後、バッハやベートーヴェンに並んで音楽の教科書に伊福部昭の名や作品が取り上げられる、そんな時代もくるかもしれません。
勿論その音楽を聴くことが伊福部昭を知る上で最高の方法であるのは間違いないことですが、読み物としてはこれはビギナーから熟知した人まで広くお勧めできるものです。
思えば映画の劇伴音楽と言えば外国映画の物しか商売にも評価の対象にもならなかった時代を知るものにとっては、こうした日本映画の劇伴音楽を数多く手掛けた伊福部昭がこれ程までの存在になられたことには感慨深い物があります。
映画の劇伴音楽で伊福部昭を知り、その純音楽作品にも親しみ、またその多くの弟子たちの音楽にも触れることが出来たことは本当に幸せなことでした。
また100年後、バッハやベートーヴェンに並んで音楽の教科書に伊福部昭の名や作品が取り上げられる、そんな時代もくるかもしれません。