いなかのネズミとまちのネズミ (イソップえほん2) の感想
参照データ
タイトル | いなかのネズミとまちのネズミ (イソップえほん2) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 蜂飼 耳 |
販売元 | 岩崎書店 |
JANコード | 9784265066926 |
カテゴリ | 文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » その他の外国文学 |
購入者の感想
イソップの話は「○○○と□□□」というタイトルが多いですね。
北風と太陽、うさぎとかめ、アリとキリギリス などなど。
異質なものを対比させたショートショート的な味わいと、教訓めいた
結末が特徴的とも言えるでしょう。例え話にもよく登場します。
そんな訳で、本書の内容もタイトルからすぐに思い出せました。
しかし、大人になってから新たによむと、感じ方が変わっていることを
発見される方が多いのでは。住むなら田舎と町とどっちがいい?
なんて単純なものではないんですよね。このような葛藤は日常茶飯事で、
我々の心に中には常に田舎と町の両方が存在しているのです。
なんてことを読後にしんみり考えてしまいました。
シンプルな内容ながら、丁寧に描かれた今井さんの絵が思索的な
気分にいざなってくれます。
北風と太陽、うさぎとかめ、アリとキリギリス などなど。
異質なものを対比させたショートショート的な味わいと、教訓めいた
結末が特徴的とも言えるでしょう。例え話にもよく登場します。
そんな訳で、本書の内容もタイトルからすぐに思い出せました。
しかし、大人になってから新たによむと、感じ方が変わっていることを
発見される方が多いのでは。住むなら田舎と町とどっちがいい?
なんて単純なものではないんですよね。このような葛藤は日常茶飯事で、
我々の心に中には常に田舎と町の両方が存在しているのです。
なんてことを読後にしんみり考えてしまいました。
シンプルな内容ながら、丁寧に描かれた今井さんの絵が思索的な
気分にいざなってくれます。