濃縮メロンコリニスタ (マイクロマガジン☆コミックス) の感想

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参照データ

タイトル濃縮メロンコリニスタ (マイクロマガジン☆コミックス)
発売日販売日未定
製作者ニャロメロン
販売元マイクロマガジン社
JANコード9784896374582
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

購入動機は、ニャロメロンさんの漫画が大好きだからです。
あの独創性豊かな世界が一冊の本に濃縮されたとなれば、買わない理由はありません。人にも勧めやすくなります。
さらにwebでは読めない限定書き下ろしも収録されています。期待するなという方が無理です。

ただ表題のとおり、webでは手書きだった文字がほとんど打ち直されています。
最初は文字が読みやすくなって改良されたと感じていましたが、読み進んでいくにつれて大きくなる『違和感』がありました。
そして、web漫画の方を見返したら、『違和感』の正体を知りました。

手書きならではのローカル感というか、独創性、そして手書きだからこそできる些細な語気の表現、
そういったものが失われてしまったのです。
これは『週刊メロンコリニスタ』が持つ魅力のうち、かなりのウェイトを占めるはずです。
一部手書きのままで保っているものもありますが、そもそもその選択に疑問があります。

一部例を挙げます。わたしの大好きな漫画に、留守電があります。
「うるさい!電話中だぞおおお!」→『うるさい!電話中だぞおおお!』「それは分かる」
分かる人にはこれで伝わると思います。

このやり取りのうち、なぜか最初の「電話中だぞおおおお!」は入力文字、留守電の「電話中だぞおおおお!」は手書きのままなのです。
webの方で腹を抱えて笑った私にとって、この改変はどうにも歪に思えてなりません。両方手書きのままでよかったのでは?
あの怒っている、スピード感のある言葉は、手書きだから表現できたことです。

次に大好きな「王様ゲーム」の最後のコマだって、すごく整った文字の「ヒイイイ!」よりも
スピード感ある手書きで少々乱雑な文字で「ヒイイイ!」と悲鳴をあげられた方が、巾着頭くんがより滑稽で面白いです。

「文字が読みやすくなった」と最初は思いましたが、そもそも手書きで読みづらいと感じたことがないことに気付きました。

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