炎炎ノ消防隊(15) (週刊少年マガジンコミックス) の感想

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タイトル炎炎ノ消防隊(15) (週刊少年マガジンコミックス)
発売日2018-11-16
製作者大久保篤
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 中華半島で掴んだ情報、「天照」と聖陽教への疑念。だがその公表を許されなかった第8は
それ以上追求できない。それを補うかのように動き出すジョーカー、聖陽教と不仲の第7大隊長・
紅丸を誘って聖陽教の根城、皇王庁へ正面から殴り込み。そこには表には出せない“真の教典” が
あるという。そしてそこはかつてジョーカーがいた場所だった……。
 今回のメインは主人公そっちのけで、ジョーカーと紅丸という最強クラス二人のスタイリッシュ
なバトル。国を司る宗教の裏の顔、その恐るべき刺客たちとの戦いにしては、二人が強すぎて
あまり緊迫感はないですけど(笑)。皇王庁の地下にあった物もいささか拍子抜けなものの、
ジョーカーの過去話など地味にえぐい暴力シーンが多いです。
 そしてシンラたちの「敵」となる物がもう一つ、聖陽教と共に天照を建造した「灰島重工」。
こちらも東京皇国の産業の7割を押さえる相手だけに公務員である第8もうかつには動けない、
なれど「敵」の方が放っておいてくれませんでした。シンラとリヒトに迫る魔の手、次巻はこの
灰島が邪悪な「裏の顔」を見せてきそう。国を支える宗教と産業、支配体制に戦いを挑むシンラと
第8の仲間たちの運命やいかに。味方サイドに死傷者が出ないとはいえあまり安心できない程度
にはハードな作風なのですよな。
 
 敵方へ行ってしまってすっかりなじんでいるインカ、しょうもないヒロインだとは思うものの
ハウメアとおそろいの白装束衣装は可愛いな…。
 
 表紙とカバー下はジョーカー。世界の真実を追い求める隻眼の28才。トランプのカードを武器
とするスタイルがちょっとヒソカっぽい。
 
 そして本作もアニメ化決定、この作者にとっては「ソウルイーター」「ソウルイーターノット」
に続いて3回目。「ソウルイーター」(2008)は当時未完ながら4クールも与えられた幸せな
映像化でしたが今回はどうなるか。

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