不貞慰謝料の算定事例集-判例分析に基づく客観的な相場観- の感想
参照データ
タイトル | 不貞慰謝料の算定事例集-判例分析に基づく客観的な相場観- |
発売日 | 2018-10-04 |
製作者 | 久保田 有子 |
販売元 | 新日本法規出版 |
JANコード | 9784788284616 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 |
購入者の感想
「事例集」、「相場観」とあるが、単純に裁判例を掲げて特色を解説しているわけではない。
編集者によると600以上の裁判例を検討し、不貞の当事者の状況別に分類することで、感覚ではなくきちんと裁判例から当事者の状況に応じた「相場」というのを導き出しているとのこと。
本書の冒頭部分に登載されている「状況別慰謝料索引」において、編集者が厳選したという約300の裁判例を状況別に分類し、素早く検索できるように整え、索引化されているわけだが、確かに簡単に慰謝料の範囲が導き出せて、関連する裁判例を探すことができる。
慰謝料の範囲にはやはり幅があるわけだが、登載されている事例にあたると増額要素や減額要素が掲げられており、幅の理由を読み解くことができる。
裁判例集としてだけでも有用な書籍と思うが、膨大な裁判例から一定の相場を導きまとめた編集者と筆者らの労力にはただただ頭が下がる。
編集者によると600以上の裁判例を検討し、不貞の当事者の状況別に分類することで、感覚ではなくきちんと裁判例から当事者の状況に応じた「相場」というのを導き出しているとのこと。
本書の冒頭部分に登載されている「状況別慰謝料索引」において、編集者が厳選したという約300の裁判例を状況別に分類し、素早く検索できるように整え、索引化されているわけだが、確かに簡単に慰謝料の範囲が導き出せて、関連する裁判例を探すことができる。
慰謝料の範囲にはやはり幅があるわけだが、登載されている事例にあたると増額要素や減額要素が掲げられており、幅の理由を読み解くことができる。
裁判例集としてだけでも有用な書籍と思うが、膨大な裁判例から一定の相場を導きまとめた編集者と筆者らの労力にはただただ頭が下がる。