プロになるための PHPプログラミング入門 の感想

今までプロとしてプログラミングはやったことがなかったのですが、趣味で簡単なC言語やExcelのVBAでのプログラムを楽しんでました。
昔々、大学時代にホームページを作ったことがったので、このたび、WEBプログラミングもちょこっとやってみようと思い、本書を手にとりました。

内容については他のレビュアーさまが書かれていますので割愛しますが、個人的に満足した点をいくつか。
デバッグ環境の準備やフレームワークの使い方などを１つのToneMeというアプリケーションを作る過程で説明されていますが、その中で設計の考え方（機能の洗い出し、画面設計、データ設計、プログラム設計）や、開発環境を家庭のPCで作れたのがとてもありがたかったです。
Eclipseもそうですが、特にVirtualBOXというもの自体を知らなかったので、本書がそれを知るきっかけになってくれました。
普段からLinuxを触る機会がなかったのですが、仮想マシン上での環境づくりについても書かれているので、PHP以外のデバッグなどの応用もできそうです（ライブラリ管理など）。
また、これを機会にちょこっとLinuxにも触れてみようかなとも思いました。

注意点としては、2014年時点ではFedoraが15から20にバージョンアップしていたり、MySQL⇒MariaDBになっていたりと書籍通りとは勝手が違いますので、現在の仕様に合わせる必要はあります。
今後、この本を購入して勉強される方はインターネットなりで調べながら環境を作る必要はありますが、この書籍で出てくる内容程度であればGoogleで検索すれば簡単にHITします。

ちなみに、僕はアマチュアですので、まだ本書の内容をすべて理解しきれておらず、とりあえず本通りに一つ作ってみたというのが感想です。
本格的にやるなら別冊がほしいなとも思いました。