冠・婚・葬・祭 (ちくま文庫) の感想
参照データ
タイトル | 冠・婚・葬・祭 (ちくま文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中島 京子 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480427717 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 |
購入者の感想
タイトル通り、冠婚葬祭それぞれにまつわる話しが4話かかれています。
一番初めの話の設定があまり好きではなかったので、読み始めは??と思ってしまいましたが、
2話目と4話目が好みで評価は少し甘めに星4つにします。
中島京子さんの小説は「平成大家族」と「小さいおうち」に続き3冊目になりますが、
彼女の小説を通して感じられる、昭和の古き良き時代の面影が好きです。
2話目のマサ枝さんが特に面白かったです。
マサ枝さんはその昔、腕の立つおせっかいお見合いおばちゃんで、
昭和の頃のお見合い事情と現代のそれとを比べ、色々奮闘する感じが凄くよかったです。
それから、途中で気がついたのですが、4話それぞれに小さなつながりがあって、
それに気がついた後、1話目に戻って2話目とのつながりを探してしまいました。
こういう遊び、いいですね。
最後の話は少しだけホラーで(って言っても怖いのは私だけかもしれません)、
家の者が不在時に寝る前にベットで読んで、背中がゾクッとしてしまいました。
なんとも、チキンな私・・・しかも、お陰で少し怖い夢を見てしまいました。
ともあれ、全体的にさらりと読める本で、寝る前のリラックスタイムなどに最適です。
一番初めの話の設定があまり好きではなかったので、読み始めは??と思ってしまいましたが、
2話目と4話目が好みで評価は少し甘めに星4つにします。
中島京子さんの小説は「平成大家族」と「小さいおうち」に続き3冊目になりますが、
彼女の小説を通して感じられる、昭和の古き良き時代の面影が好きです。
2話目のマサ枝さんが特に面白かったです。
マサ枝さんはその昔、腕の立つおせっかいお見合いおばちゃんで、
昭和の頃のお見合い事情と現代のそれとを比べ、色々奮闘する感じが凄くよかったです。
それから、途中で気がついたのですが、4話それぞれに小さなつながりがあって、
それに気がついた後、1話目に戻って2話目とのつながりを探してしまいました。
こういう遊び、いいですね。
最後の話は少しだけホラーで(って言っても怖いのは私だけかもしれません)、
家の者が不在時に寝る前にベットで読んで、背中がゾクッとしてしまいました。
なんとも、チキンな私・・・しかも、お陰で少し怖い夢を見てしまいました。
ともあれ、全体的にさらりと読める本で、寝る前のリラックスタイムなどに最適です。