リベンジ･リスト [DVD] の感想

本作はジャケットにもあるように「96時間」とか「ジョン・ウィック」
とかの流れを汲む「怒涛のオヤジアクション」映画である。
上映時間も90分だし、とにかく「スカッ」としたかったら観るべき作品（笑）。

トラボルタがどう見てもシュワにしか見えないシーンがあるのは、監督が
「イレイザー」のチャック・ラッセルということもあるだろう。
クリストファー・メローニ演じる相棒と、半分コメディタッチで進んでいく
復讐劇は、現実的にはムチャクチャである（笑）。闇社会と警察の癒着
はよく描かれるが、知事公邸での大アクションが「国家機密」扱いと
言われても…

まあ細かなことはさておいて、気軽に楽しむバディアクションという
ことで良いだろう。残念なのは特典映像が静止画のプロダクション
ノートと予告編しか無かったことで、懐かしのレーザーディスク
みたいだ。スタントの裏側とかは観たかったところだ。星は４つです。