ローベルト・ヴァルザー作品集 1 タンナー兄弟姉妹 の感想
参照データ
タイトル | ローベルト・ヴァルザー作品集 1 タンナー兄弟姉妹 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ローベルト・ヴァルザー |
販売元 | 鳥影社・ロゴス企画部 |
JANコード | 9784862652515 |
カテゴリ | 文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » ドイツ文学 |
購入者の感想
初見の際は色々と驚いた。
各々の描写が事細かに書かれていたり今後重要と思われそうな伏線が全然検討違いだったり、そもそもジーモンの性格の設定が明確に練れてないのか初出の彼と最後の彼の感じが変。成長と取られればそれまでだが。構成もこなれてない感じが素人目で見てもわかり、本当に思いついたままに書いたのかな、なんて印象を受ける。
何が、ここまで惹きつけるのか上手に表現することが出来ないがとにかく好き。
ヴァルザーを読むのであるならば作品1-5の順が良く出来ていると思う。
個人的には1-5-4-2-3かな。
特に三巻のヤーコプは過大評価されすぎな気もするし、それを初めて読まれてヴァルザーは面白くないと言われると少し悲しい。
初めてのヴァルザーはタンナー兄弟姉妹で正解ですよ。これと4巻の短編がヴァルザーらしさを出していますね。
各々の描写が事細かに書かれていたり今後重要と思われそうな伏線が全然検討違いだったり、そもそもジーモンの性格の設定が明確に練れてないのか初出の彼と最後の彼の感じが変。成長と取られればそれまでだが。構成もこなれてない感じが素人目で見てもわかり、本当に思いついたままに書いたのかな、なんて印象を受ける。
何が、ここまで惹きつけるのか上手に表現することが出来ないがとにかく好き。
ヴァルザーを読むのであるならば作品1-5の順が良く出来ていると思う。
個人的には1-5-4-2-3かな。
特に三巻のヤーコプは過大評価されすぎな気もするし、それを初めて読まれてヴァルザーは面白くないと言われると少し悲しい。
初めてのヴァルザーはタンナー兄弟姉妹で正解ですよ。これと4巻の短編がヴァルザーらしさを出していますね。