研究社 羅和辞典 改訂版 の感想

英語の本、たとえば、Mark Forsyth の The Etymologicon (2013) など語源関係の本を読んでいるとラテン語の知識は欠かせない。羅和辞典は欲しくてたまらなかったが何しろ高価である。長年我慢していたら、サービス価格3240円となったので早速購入した。パッケージの背には対応機種Windows 8.1/7/8/Vistaとしか書かれていなかったが、Windows 10でも無事インストールできた。サクサク動いている。評者は英語学習の根底にはラテン語、聖書、シェイクスピアがあると思う。知りたいラテン語がすべて収録されているわけでないが、心強い友ができた。
LogoVista の製品は一つのアイコンに自動的に集約されるので便利である。評者のパソコンのLogoVistaアイコンには、すでに Merriam-Webster’s Advanced Learner’s English Dictionary,『ジーニアス英和辞典』第5版、『ジーニアス和英辞典』第3版,『日本語コロケーション辞典』、『新明解国語辞典』第7版の5冊が入っている。紙の辞書は嫌いではないが、とにかく字が小さくて読みにくい。老眼にこたえる。その点CD-ROM辞典は字も大きく多機能である。辞書検索に関しては高齢者に優しい社会になった。