2020年 表と裏で読み解く日本経済 バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国 の感想

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タイトル2020年 表と裏で読み解く日本経済 バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国
発売日販売日未定
製作者渡邉哲也
販売元徳間書店
JANコード9784198649425
カテゴリ » ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情

購入者の感想

経済評論家渡邉哲也氏と猫組長こと元山口組系組長菅原潮氏の時局対談である。猫
組長は斬った張ったの世界をかいくぐった怖いおじさんかと思いきや、石油取引、
国際金融情勢に通暁したインテリである。氏の発言を読むと裏の世界におけるヤミ
金融取引の一端がかいま見えるので、テレビ番組に登場する解説者、評論家らのつ
まらないおしゃべりよりもはるかに面白い。パンダハガーの牙城経団連を機能不全
の「老害」と決めつけたあたり小気味よい。

2013年 習近平はオバマ大統領に「太平洋は中国とアメリカの二国が活動するのに
十分な広さがある」と述べた。オバマは黙認したが、トランプは中国の覇権主義を
許さなかった。中国製品に関税をかけるとともに、ファーウェイなど中国IT企業と
の取引を禁止した。習近平の「中国製造2025」を潰すためである。

米国はシェールガス革命によりエネルギーの100%自給を達成した。農産物は大輸
出国であり、世界最強の軍隊を有している。しかし半導体などは自製できない。設
計は米国で行い、韓国、台湾、中国などで製造してきた。この最先端技術の製造拠
点を米国内に取り戻すのが安全保障上の最優先課題であることに米国は気づいた。
ファーウェイの締め出しは、最先端技術を中国に渡さないとする決意の表明にほか
ならない。

日本が韓国をホワイト国から外したのは、韓国の一連の反日行動に対する報復では
ない。韓国の半導体技術が中国に流れるのを防ぐためである。日本の安全保障だけ
ではなく、米国の安全保障にかかわってくるのだ。サムスンがアメリカに生産拠点
を移すのならフッ化水素などを自由に入手できるのだが、基幹産業が米国に移転す
れば韓国内は空洞化するしかない。文在寅は「南北経済協力で平和経済が実現すれ
ば、一気に日本の優位に追いつける」とうそぶいたが、北朝鮮からは「これ以上話
すことはない」とすげなく突き放された。トランプからは徹底的に冷遇されている。
約束を守らず裏切りを重ねてきたツケは大きい。自業自得というほかない。

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