誰が世界戦争を始めるのか: 米中サイバー・ウォーと大国日本への期待と責任 の感想
参照データ
タイトル | 誰が世界戦争を始めるのか: 米中サイバー・ウォーと大国日本への期待と責任 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 日高 義樹 |
販売元 | 徳間書店 |
JANコード | 9784198643980 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
オバマ政権が対外的に弱腰であったために、中国は増長し、シリアは混乱を深め、ロシアや北朝鮮は核の力を強化しました。良し悪しは別としてもアメリカが力の行使をする事で、またそれを辞さない事で、秩序は維持されてきましたが、そうしなかった事でアメリカが弱体化し秩序の崩壊を招いたと言っても過言ではないのです。しかしながら、著者曰くオバマよりは大統領に向いているトランプ政権によって、アメリカ軍が強化され東欧にも部隊を配備したり、南シナ海に艦隊を派遣し力の行使も辞さないという姿勢を見せる事で、戦争を阻止しようとしています。
そして本書では、核戦力と並行してサイバー戦争の可能性に言及しているのですが、単にハッキングによる攻撃や軍事衛星の破壊だけではなく、ソーシャルネットワークが兵器化していると指摘しているのが興味深かったです。所謂フェイクニュースの事も含まれるのでしょうが、すでにテロリストだけではなくどこかの国も利用しているのですね。
ロシアや中国や北朝鮮が核の力を背景にして戦争も辞さずと言う姿勢を示してきているのに、何もせず手をこまねいていてよいはずがありません。せっかく安保法制により集団的自衛権を行使できるようになったのですから、日本も独立と平和を守るためにアメリカと連携して阻止するために必要な事をすべきです。
そして本書では、核戦力と並行してサイバー戦争の可能性に言及しているのですが、単にハッキングによる攻撃や軍事衛星の破壊だけではなく、ソーシャルネットワークが兵器化していると指摘しているのが興味深かったです。所謂フェイクニュースの事も含まれるのでしょうが、すでにテロリストだけではなくどこかの国も利用しているのですね。
ロシアや中国や北朝鮮が核の力を背景にして戦争も辞さずと言う姿勢を示してきているのに、何もせず手をこまねいていてよいはずがありません。せっかく安保法制により集団的自衛権を行使できるようになったのですから、日本も独立と平和を守るためにアメリカと連携して阻止するために必要な事をすべきです。