中小企業の「ストックビジネス」参入バイブル の感想

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サブスクリプションやストックビジネスを調べていたときに
この本を見つけ、他のストックビジネス書籍とセットで購入してみた。

経営リソースが限られる中小企業は
大企業と競争する単一の最強ビジネスを目指すことは避け、
ニッチ市場で独占的なビジネスを複数サテライト的に持つべき、
という筆者の主張には共感できた。

ちょうど自社でもM&Aによるコングロマリット化を
考えていたのでぴったりの本だった。

この本に書かれているストックビジネスの多角化経営は、
今の時代に合う合理的で面白い発想である。

外資系、大企業、中小企業など
多くの会社で実務経験を積んだ筆者だから言える
「成功企業はみんなストックビジネスを持っていた」
との言葉にも説得力があった。

本の前半は成功企業例や具体的なストックビジネス参入法が
ケースごとに紹介されており、後半は筆者が現場で得た
実践的なノウハウ・テクニック、M&A案件を実際に探せる
具体的なサイト名なども紹介されている。

感想としてはかなり内容の濃い本である。
タイトルにあるとおり、中小企業の経営者はもちろん、
個人事業主にもお勧めできる。