響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫) |
発売日 | 2018-04-05 |
製作者 | 武田 綾乃 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784800283016 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 |
購入者の感想
全部で13編の中短編の中でお気に入りは、メインディッシュである「アンサンブルコンテスト」はもちろんのこと、第4話の「そしてそのとき」。斎藤葵を描いた話だが、99%ピースが埋められた状態でも素晴らしい絵柄になっている『響け!ユーフォニアム』というタイトルのジグソーパズルにおいて、隅の方にたった一片だけ埋まっていなかった目立たない小さなピースが音も無くすっとはまった感じ、と例えればいいだろうか。過去の話で彼女のその後は明示されていたのだが、やはり斎藤葵本人の主観で展開する話はわけが違う。
そして、追伸という形にすると誰かさんがお怒りになるだろうが、第1話と第13話も素晴らしい。誰かさんとあの人のペアは最高です。この二人を主役にして、北宇治での3年間を長編で読みたいという欲求を持つのは私だけではないと確信している。
最後に一言だけ、シンバルちゃん出番あり!大事なことだからもう一度言います。シンバルちゃん、出番あり!
そして、追伸という形にすると誰かさんがお怒りになるだろうが、第1話と第13話も素晴らしい。誰かさんとあの人のペアは最高です。この二人を主役にして、北宇治での3年間を長編で読みたいという欲求を持つのは私だけではないと確信している。
最後に一言だけ、シンバルちゃん出番あり!大事なことだからもう一度言います。シンバルちゃん、出番あり!