カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略 (中公新書) の感想
参照データ
タイトル | カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略 (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 浅間 茂 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121025395 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 生物学 |
購入者の感想
基礎研究分野の書籍なので、応用分野への言及はない訳だけれど、個人的にはこの事象を何に応用できるだろうかということに興味を覚える。
例えば、カラスや鳶による食品強奪問題への対処はできないだろうか。広場全体に紫外線反射による紋様を描いて、カラスや鳶を遠ざけるなんてどうだろう。自治体指定のゴミ袋に紫外線仕様の細工をすることで鳥類による被害を避けるとか、夢物語だろうか。
また、書籍中にヒトへの言及もないが、ヒトには特異的に紫外線を反射あるいは吸収する部位はないものだろうか。ヒト生来の肉体と紫外線の関係も興味深いが、ヒトは着飾る生き物であるので、服飾類には紫外線の影響を強く受けるものがあるはずだ。更には日焼け対策などしていれば、紫外線の影響を被らないはずがない。であれば、紫外線を見ることのできる動物から、ヒトはどのように見えるだろうか。紫外線視の知識を礎にして服飾を工夫することで、例えば、スズメバチを忌避する解決策を見出せないだろうか。
興味深い問題である。
例えば、カラスや鳶による食品強奪問題への対処はできないだろうか。広場全体に紫外線反射による紋様を描いて、カラスや鳶を遠ざけるなんてどうだろう。自治体指定のゴミ袋に紫外線仕様の細工をすることで鳥類による被害を避けるとか、夢物語だろうか。
また、書籍中にヒトへの言及もないが、ヒトには特異的に紫外線を反射あるいは吸収する部位はないものだろうか。ヒト生来の肉体と紫外線の関係も興味深いが、ヒトは着飾る生き物であるので、服飾類には紫外線の影響を強く受けるものがあるはずだ。更には日焼け対策などしていれば、紫外線の影響を被らないはずがない。であれば、紫外線を見ることのできる動物から、ヒトはどのように見えるだろうか。紫外線視の知識を礎にして服飾を工夫することで、例えば、スズメバチを忌避する解決策を見出せないだろうか。
興味深い問題である。