『リゴレット』全曲 ポネル監督、シャイー&ウィーン・フィル、パヴァロッティ、ヴィクセル、他(1981 ステレオ)(日本語字幕付) の感想

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タイトル『リゴレット』全曲 ポネル監督、シャイー&ウィーン・フィル、パヴァロッティ、ヴィクセル、他(1981 ステレオ)(日本語字幕付)
発売日販売日未定
販売元Dg
JANコード0044007350386
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 ジャン・ピエール・ポネル監督とパヴァロッティの代表作でLD時代からあまりにも有名な映画。輸入盤だが日本語字幕入りなのがうれしい。パヴァロッティが2007年に亡くなった時にNHKが追悼番組として放送したのもこの映像だ。パヴァロッティの初来日も1971年のNHKイタリア歌劇団のリゴレットだった。
 晩年のパヴァロッティはアリーナコンサートやオリンピック開会式でトゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」を良く歌ったのでカラフが持ち役だと思っている若い方も多いだろう。しかしパヴァロッティが実際の舞台でカラフを歌ったのは(確か)1990年代に入ってからで、パヴァロッティを代表するレパートリーを2つだけ選ぶとすればリゴレット(マントヴァ公爵)と愛の妙薬(ネモリーノ)だろう。晩年のパヴァロッティはだいぶ太ったがこの映画では声も見事だが見た目もスタイリッシュだ。全盛期のグルベローヴァのジルダも適役で、これで主役のリゴレットがカプッチルリだったらもう何も言うことはないのだが、ないものねだりか。
 その後パヴァロッティが日本でオペラの舞台に立ったのは1975年のボエームと1993年の愛の妙薬だけだった。いずれもメットの来日公演だ。1993年の愛の妙薬は私も聴いた。パヴァロッティは1977年に単身で来日しコンサートを開いたが、この時の招聘元の不手際で客の入りが悪かったためパヴァロッティは日本を避けていたと言われる。1989年に東京ドームでアリーナコンサートを開くまで12年間も来日しなかった。オペラの舞台でマイクなしの生パヴァロッティを聴けた自分は幸運だ。
 ポネルの演出は豪華で色彩感があり、かつ普遍的なもの。永遠のスタンダードと言えそうだ。ブルーレイでも画面比率は4:3のままでこれがオリジナルのようだ。ポネル監督のUNITELの映画は他にセヴィリャの理髪師、フィガロの結婚、コジ・ファン・トゥッテ、モンテヴェルディの3部作、カルミナブラーナ、蝶々夫人がある。蝶々夫人はブルーレイの輸入盤があるがそれ以外も早くブルーレイ化してほしい。他に舞台のビデオ収録ではバイロイトのトリスタンとザルツブルグでの魔笛、メットでのイドメネオとフィガロの結婚の映像がDVDで出ていた。メットではアルジェのイタリア女のテレビ放送もあったのでいずれMET on

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