レコード・コレクターズ 2019年 10月号 の感想

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参照データ

タイトルレコード・コレクターズ 2019年 10月号
発売日2019-09-14
販売元ミュージック・マガジン
JANコード4910196371098
カテゴリ雑誌 » 音楽・映画・テレビ・芸能 » 音楽 » 洋楽

購入者の感想

予想通り"アビーロード"大特集。
しかし予想に反して割と濃い内容。毎度お馴染み「レコスケくん」の漫画もイイ感じで和ませてくれます。鈴木惣一郎さんと直枝政広さんの対談は、お二人の"アビーロード"体験談、作品分析といった内容です、なかなか鋭い意見で参考になりました。ただお二人は旧知の関係ということもあり仲間内での雑談のように感じた部分もありました。
中村公輔氏のジェフ・エメリックを中心とするエンジニアの記事は興味深く読まさせて頂きました。エンジニアの役割は本当に大きいことが分かります。ジェフ・エメリックはゾンビーズの"オデッセイ&オラクル"を手掛けている敏腕エンジニアです。ジャズのブルーノート・レーベルのルディ・ヴァン・ゲルダーについても言及してますが、ヴァン・ゲルダーはいかにして、あのような録音が出来たのか死ぬまで言わなかったそうです。ヴァン・ゲルダー・サウンドの後継者はいないのですね。
ジェフ・エメリックのサポートでアラン・パーソンズが起用されましたが、アランは後年ピンク・フロイドの"狂気"を担当します。前から気になってましたが"アビーロード"のドラム(特にサムシング)と"狂気"のドラム(特にマネー)の音は非常に似てるなと感じてましたが、アランの仕事なのでしょうかね。
青山陽一さんはミュージシャンの観点から、コードの解説を中心に曲の分析をしています。
朝日順子さんは3つの異なる視点から全曲の歌詞解説を書いており、斬新で面白い切り口でした。
アラン・クラインについての記事もありますが、本当に彼については良い話を聞きませんね。
全体的にはよくまとまった特集だと思います。
事実上のラスト作品である"アビーロード"を発表したビートルズは解散に向かいますが、一方で今号の別記事に出て来ますがエルビス・プレスリーがカムバックし本格的にライブを開始するのは何とも言えない気持ちになります。この1969年はレッド・ツェッペリン、キング・クリムゾンというブリティッシュ・ロックを代表するバンドがデビューしますが、私としてはビートルズのメンバーは新しい潮流も体感してたはずですが、エルビスの存在も意識していたのではないかと思います。何しろロックンロールのキングが帰還したのですから。エルビスは「イエスタデイズ」

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