ロックで独立する方法 の感想

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参照データ

タイトルロックで独立する方法
発売日販売日未定
製作者忌野清志郎
販売元太田出版
JANコード9784778311872
カテゴリエンターテイメント » 音楽 » J-POP・日本の音楽 » J-POP

購入者の感想

私は、音楽には興味がない。音楽をほとんど聴かない。しかし、カラオケは好きだ。
カラオケが好きだというのは「音楽が好きだ」ということではなく、「歌うことが好きだ」ということである。つまり、人の作品には興味がない。自分の「身体を使う行為」に快感を覚えるということなので、運動好きの一種である。

だから、忌野清志郎という歌手を知ったのも、ごく後になってからだ。
また、知った当初も、あの甲高い声と癖のある独特の歌い方は好みではなかった。

私が忌野清志郎を意識したのは、世界的に著名な言語学者にして平和運動家であるノーム・チョムスキーを扱ったドキュメンタリー映画『チョムスキー 9.11 Power and Terror』(2002年)のエンディングテーマに、彼の曲「あふれる熱い涙」が使われており、それが作品にマッチしていて、とても印象的だったからだ。いま調べてみると、ほかにも「ギビツミ」「クラス」の2曲が挿入歌として使用されていたようだが、そっちは記憶にない。
ちなみに私は、「反骨の人」ノーム・チョムスキーのファンで、彼の著作はそこそこ読んでおり、無理して言語学の本まで読んだりもしている。

ともあれ、それが切っ掛けで、忌野清志郎という歌手を、意識の片隅におくようになった。
「君が代」をパンク・ロック風にアレンジした曲「君が代」の騒動(1999年)もあとで知って、なるほどと思った。「なんだかケバケバしい見てくれの人だが、反骨の人なんだな」と納得できたのである。そして、そこに親近感を覚えるようになった。
しかし「雨あがりの夜空に」のような、一般受けした曲しか聴くことはなかった。基本的に、私は音楽に興味がないので、馴染みのない曲を聴くほど、忌野清志郎の音楽にも興味がなかった。つまり、私が興味を持ったのは、彼の「人」としての部分だった。

今回たまたま、書店頭で本書を見かけ、そのタイトル『ロックで独立する方法』に「これだ」と思った。これを読めば「独立の人」である忌野清志郎がわかるはずだと思って、手に取ったのである。

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