えほんのせかい こどものせかい (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | えほんのせかい こどものせかい (文春文庫) |
発売日 | 2017-10-06 |
製作者 | 松岡 享子 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167909468 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 本・図書館 » 本・書誌学 |
購入者の感想
私にとっては、バイブルのような 『えほんのせかい こどものせかい』 が文庫になった。
初めは、福音館書店の月刊こどものともの折り込み付録に発表した文章を 児童図書研究会が印刷物として2回刊行。その後、東京子ども図書館の最初の刊行物として小冊子の形で世に出し、66000部刊行。版が磨滅した1987年に日本エディタースクール出版部から単行本化。
私は、転勤の度に 所属した読み聞かせグループで、東京子ども図書館の小冊子を使って、勉強会を提案してきた。
何度読んでも、その新鮮さは褪せることなく心に残り、活動を見直し、今の立ち位置を確かめ、明日へと向かう原動力になった。
文庫版のあとがきに、当時の若いお母さんに向けて書いたこの本を今の若いお母さんがどんなふうに読むかわからないけれど「今、わたしが「若いおかあさん」たちに何かお話しするとしても、まったく同じことを、同じことばで申し上げるだろうと思いました。」と書いている。
是非、若いお母さん・お父さんに読んでもらいたい。
そして、全国で展開する読み聞かせ活動・子どもの読書推進活動に、これから携わろうとする人々にも読んでもらいたい。
きっと、松岡氏があとがきを新たに書かれただろうと思い、文春文庫も購入した。
最近のスマホの普及による生活の変化と絵本を子どもに読むことに触れられ、もやもやとしていた考えをスッキリさせてもらった。有り難い。
初めは、福音館書店の月刊こどものともの折り込み付録に発表した文章を 児童図書研究会が印刷物として2回刊行。その後、東京子ども図書館の最初の刊行物として小冊子の形で世に出し、66000部刊行。版が磨滅した1987年に日本エディタースクール出版部から単行本化。
私は、転勤の度に 所属した読み聞かせグループで、東京子ども図書館の小冊子を使って、勉強会を提案してきた。
何度読んでも、その新鮮さは褪せることなく心に残り、活動を見直し、今の立ち位置を確かめ、明日へと向かう原動力になった。
文庫版のあとがきに、当時の若いお母さんに向けて書いたこの本を今の若いお母さんがどんなふうに読むかわからないけれど「今、わたしが「若いおかあさん」たちに何かお話しするとしても、まったく同じことを、同じことばで申し上げるだろうと思いました。」と書いている。
是非、若いお母さん・お父さんに読んでもらいたい。
そして、全国で展開する読み聞かせ活動・子どもの読書推進活動に、これから携わろうとする人々にも読んでもらいたい。
きっと、松岡氏があとがきを新たに書かれただろうと思い、文春文庫も購入した。
最近のスマホの普及による生活の変化と絵本を子どもに読むことに触れられ、もやもやとしていた考えをスッキリさせてもらった。有り難い。