ZOOM ギター用マルチエフェクター G1XN の感想

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購入に際しては微細なトラブルもありはしたが、すごく親身に対応していただいたので内心voxと迷っていたが逆にハラが決まり、めげずに同機種を購入。ちなみにマルチは初の団塊ギタリスト。なにせ値段がヘソクリ価格、マルチだろうがシミュレーターだろうが旧型同士だかかってこい。

安いから説明書は無し。無論、少しは自習もしている。HPから説明書をダウンロード、古い型番なのにズームさんがまた、親切。

ちくちくイヂる。すべて把握するまで3日ほどかかるが、す・べ・て、だから。

結局数日かけてちくちくイヂった出来損ないの自作音質パッチはいったん初期化。で、まず一発目のディフォルトパッチに｢手持ちアンプ直のクリーンサウンド｣に可能な限り近づけた音質を上書き保存。エフェクトなんざ総OFF。つぎに、直近パッチにそのままワウだけかけたバージョンで追加保存。このふたつを素材にしてアンプシミュレーターかけてエフェクトかけて気に入った出音ができたなら順次つぎのパッチに保存。ほっほ。歳寄りの経験勝ち。オーバードライブにワウひとつ。長年エフェクターなんぞと毛嫌いして最少組みで通していたが、なかなかこいつ、楽しいじゃないか。

それもそのはず、こいつの全オフクリーンがなかなかいい！　チューブだろうがソリッドだろうが、最新のデジタルだろうがシミュレーターだろうが、出音はまずクリーンさね。クリーンの出音の厚さ。この野郎、旧型のクセに指弾きのピッキングタッチまで、チューブ並に再現しようとしてやがんの。生意気。まあそんだけ、底厚い音造りが可能なわけだ。いや、いやいや。なんちゃってだよ？　あくまでなんちゃってのレベルなんだけど、だからこそ、妥協してないんだろうね、設計士の方たち。責任あるいい大人たちが本気で造ったオモチャ。愛らしいねどうも。エフェクト否定派だったけど、好きだな、こういうの。ああ、購入動機？　年齢ゆえで、手持ちアンプのほったらかし期間が長すぎて、使えるアンプがピグノーズぐらいになっちゃってね。住宅環境も変わったし、いまやヘッドフォン端子は必須でしょ？