東京人 2019年 07 月号 [雑誌] の感想

「東京人」の凹凸特集が大好きで、特集号は必ず購入している。今月号は、浮世絵と古地図で江戸の当時が、そして現在の地図ではどのあたりになるのかがわかりやすい。皆川氏、能町氏、渡邉氏のお三方が座談会形式でいろいろ語られているのだが、これまでの凹凸特集では座談会は最初の方だけだったが、今回は14ページから56ページまで、「10のキーワードで読み解く」部分も座談会形式。それが私にはとてもありがたく、読みやすかった。

東京人のこの特集のおかげで、頭の中で現在の東京とかつての江戸の町が重なり合ってきちんと形をなし始めている気がする。これからもこの特集に期待している。