デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス の感想

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参照データ

タイトルデヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス
発売日販売日未定
製作者パオロ・ヒューイット
販売元ティー・オーエンタテインメント
JANコード9784864722124
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 海外のロック・ポップス

購入者の感想

2013年発行のアルバム・レヴューと未公開写真、と言ったところだろう。
しかし、サイズ、厚み、は他のボウイ単独の本の中では重量級。
 
「Pin Ups」のアウトテイクであるこの表紙に例のトゥイッギーが
写っていないのが少々不満。
彼女の左肩に不自然な筋肉の隆起があることをリリース当時のアナログ日本盤の
ライナーに書いてあったことを思い出した。
まだ中学生だった私はその宇宙並みに大きな想像力を膨らませ悶々としていた。
また、左右の瞳孔の開き具合についての言及も。
ただ、当時はボウイの少年時代の喧嘩についての情報も無かったので
そのまま、妄想の領域が更に増幅した。

驚く写真の連発。殆ど、見たことが無い。
特に「David Live」のジャケット写真は実は左右逆だった、というのも
この本で知った。
しかしリマスター後CDのジャケットは美しく修正された写真であるが
この本に掲載されているオリジナル写真は更に美しい。

アルバム・レヴューも大いに脱線していて、楽しい事この上ない。

やはり、ヴィジュアル的にこの人のナイフのような鋭さが
あった時代は「ジギー」から「ロウ」までか。
つまり音楽的に充実していた時代。
グラム時代で言えば、「ドライブ・インの土曜日」のPVでの
美しさは特筆。
またコケイン中毒であったであろう、「若きアメリカ人」から
「ロウ」くらいまでの異常なほどのルックスは常軌を逸している。
更に言えば「ダイアモンドの犬」~「ソウル・ツアー」に至る頃の
独特のファッションはクラッシク・モダンとして日本の名だたる
デザイナー達にも明らかな影響を与えている。
特に、菊池某氏のデザインに顕著。
そこにいた、日本のデザイナー、パタンナーが大いに羽ばたき
新しい世界を作ったのは周知の事実。

日本で出版している追悼本と比較しても仕方がないが、
明らかに充実している。

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