「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) の感想
参照データ
タイトル | 「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | コリン ジョイス |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 9784140882030 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
本書副題に「抱腹レポート」とあるので読んでみた。大笑いするというより、「日本のこんなところが可笑しいと思えるのか。なるほどねえ」と考えさせられる内容が多かった。★4
第壱章(基礎編):プール利用に見られる、日本人の規範遵守と清潔志向。アメリカは大戦時、日本人のことを「汚いdirty」と非難できないので「病的なまでに清潔」と表現した(これジョーク?)。読者の職場のトイレでは、和式のトイレを一器ずつ残している。高齢のお客様が来る所でもなく、なぜ?と思ったら、洋式便座に座りたくないという一部社員の要望だという。公衆便所ならともかく・・・・・。
第弐章(日本語):日本人は、外国人に「日本語お上手ですねえ」と簡単に言うけれど、真面目に日本語を勉強している外国人にとっては鬱とおしいらしい。確かに語学学校に数回通った程度のことで言われてもねえ。とはいえ国際標準語である英語と日本語ではわけが違う。読者が一夜漬けでトルコ語を話した時、相手はものすごく喜んでくれたなあ。それと同じと思います。
第九1/2章(ジョーク):副題は「イギリス人をからかってみよう」。本当にこの章に書かれているようなことを言っても、イギリス人は怒らないのだろうか。ジョークだと分かるかどうか、かなり際どい例も書かれている。それとも読者はまだまだ生真面目なのか・・・・・・。トラブルになっても著者は責任とってくれないだろうな。ユーモアが分かっていないから実際に試したら?と困惑するのか・・・・・。
第拾弐章(ふたつの島国):日本人が勝手に「日本とイギリスは似ている」と思っているという話。イギリス人はそんなこと思っていない、というのはたぶん本当だろう。イギリスに駐在経験のある友人もそんなこと思っていないから。
読んでいるうちに、本当の話か、ネタなのか分からなくなる所もあるが興味深い。
第壱章(基礎編):プール利用に見られる、日本人の規範遵守と清潔志向。アメリカは大戦時、日本人のことを「汚いdirty」と非難できないので「病的なまでに清潔」と表現した(これジョーク?)。読者の職場のトイレでは、和式のトイレを一器ずつ残している。高齢のお客様が来る所でもなく、なぜ?と思ったら、洋式便座に座りたくないという一部社員の要望だという。公衆便所ならともかく・・・・・。
第弐章(日本語):日本人は、外国人に「日本語お上手ですねえ」と簡単に言うけれど、真面目に日本語を勉強している外国人にとっては鬱とおしいらしい。確かに語学学校に数回通った程度のことで言われてもねえ。とはいえ国際標準語である英語と日本語ではわけが違う。読者が一夜漬けでトルコ語を話した時、相手はものすごく喜んでくれたなあ。それと同じと思います。
第九1/2章(ジョーク):副題は「イギリス人をからかってみよう」。本当にこの章に書かれているようなことを言っても、イギリス人は怒らないのだろうか。ジョークだと分かるかどうか、かなり際どい例も書かれている。それとも読者はまだまだ生真面目なのか・・・・・・。トラブルになっても著者は責任とってくれないだろうな。ユーモアが分かっていないから実際に試したら?と困惑するのか・・・・・。
第拾弐章(ふたつの島国):日本人が勝手に「日本とイギリスは似ている」と思っているという話。イギリス人はそんなこと思っていない、というのはたぶん本当だろう。イギリスに駐在経験のある友人もそんなこと思っていないから。
読んでいるうちに、本当の話か、ネタなのか分からなくなる所もあるが興味深い。