ア・ハード・デイズ・ナイト・セッションズ の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

長くオフィシャル盤を聴いてきたリアルタイム世代の私は一寸の違いでもまるで新曲を聴くように嬉しい。
「ハード･デイズ･ナイト(最終テイク)」の間奏部分でリードギター音が抜けているので完成品としてのレコード盤での速弾きの秘密が確認出来た。
「恋におちたら」の出だしでは多分勝手に唄い出したジョンにポールが「ジョン?ジョン?!」と声をかけている。
「キャント･バイ･ミー･ラブ」のコーラスは楽しく良い。レノン/マッカートニー作品だが何故かふざけた時のザ･フーの楽曲みたいに聴こえる。
「今日の誓い」はオフィシャル盤より音質良く聴こえるが気のせいか?
本作品は価格もかなり良心的に感じます、バカ高い海賊盤にも手を伸ばしてきた身には。
ただ何度も同じ曲が聴けない方には向きません、まして損したと感じてしまう人には尚更の事。
私は信じられないのだが今では其ほど人気が無いという当時バカ売れした次に発売された「フォー･セール(邦題’65)」のセッションは発売してくれるのかな?期待してます。
~もうすぐ70歳の団塊爺い。