Free Yourself Up の感想

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Dave Cobbプロデュースの前作「Side Pony」から大凡2年、Nonesuch移籍第2弾となる本作。
鍵盤奏者Akie Bermissがメンバーに加わっていることもあり、前作よりもグルーヴィで黒くて「かっこいい」ソウルポップアルバム。
Rachael Priceの歌いっぷりもよりクール、又オルガンやコーラスが強調されたこともありMike "McDuck" Olsonのヴィンテージ感あるギターリフが今まで以上に曲を牽引しサウンドの幅も広がった。
ファンキーな「Red Light Kisses」やブルージーでピュアポップ「Good Kisser」、サイケロックな「「Dude」なんか新たな彼らの魅力で素晴らしいアクセント。
勿論コンテンポラリーなジャズポップのオープニングやレトロソウルなナンバーは相変わらず抜群。
ボーカルの個性、プレイの質含め、なんとまぁ楽しくてレベルの高いバンドであることか・・・、素晴らしい！