Live in San Francisco の感想

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USAから届いた商品は、LPのジャケットの中に同梱されていたCD（紙ジャケ）が悪さをしていたのか、レコード盤の”ソリ”が５mm以上ありました。ピックアップが”ソリ”に合わせて上下にうねうねする様はいただけません（再生は特に問題ありません）。

Ry Cooderのライヴ盤。
「Pull Up Some Dust & Sit Down」リリース後、2011年２日間のステージからチョイスされているようだが、新曲は「Lord Tell Me Why」「El Corrido de Jesse James」のみ。
あとは、Flanco Jimenez参加というのも関係しているのかもしれないが、70年、80年代の楽曲中心というのも、Ry Cooderらしい。
内容は、クラリネットやサックス等々のホーン隊、コーラス隊、Jimenezアコーディンにギター、リズム部隊といったなかなかの大人数・・・にも関わらず、タイトに引き締まったスワンプ、アメリカーナで相当レベル高いパフォーマンス。
さすがRy Cooder、抜群のステージだ。
陽気なテックス・メックスナンバーに、ブルージーなナンバー、ロックにスワンプが入り乱れ楽しい。
プレイももちろん最強・・・多くの楽器が鳴る中、味わい深い、アーシー且く適度に隙間を残したアメリカーナで魅力いっぱい。
そもそも一般流通ではライヴの音源が希少なRy Cooder、ロックファン全般に聴く価値十分の素晴らしいライヴアルバムではないでしょうか。