Hitnrun Phase One の感想

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　アルバム「ヒット・アンド・ラン」にはフェーズ1と2が出ていますが内容的に両者は別物で、このフェーズ1はむしろ前作「アート・オフィシャル・エイジ（以下、AOA）」との関連性の方が高いです。
　先ず曲目、数曲はAOAと重複、もしくはリミックスとなっていること。そしてプロデューサーがこのアルバム、AOAとジョシュア・ウォルトンが関わっていること。最後にジャケット、同じ絵柄ですね（笑）。つまりこのアルバムはAOAの続編、もしくはそのリミックスアルバム的な存在だと言えるのではないでしょうか。そう言えばこのアルバムは曲と曲との間に間を置かず、メドレーのようにくっつけているものが多いです。ダンスフロアでかける事を意識したアルバムですね。でもその分一曲一曲の完成度は低いように感じます。そこに星一つマイナスです。
　プリンスは晩年自分の開いたパーティーでよくDJをしていました。Macのノートパソコンを用いて。もしかしたらそういう感覚がこのアルバムに反映されているのかなぁと。