12V 鉛蓄電池 サルフェーション除去装置 DIY バッテリー延命 再生 パルス充電 放電 バッテリーメンテナンス の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

※注意：写真はすべて改造後

サルフェーション除去装置としては激安なので飛び付きました。

最初の3週間を使い続けましたが、除去進行が遅過ぎです。
プラス側の除去が少々進んだ程度で、真ん中の進みはかなり遅く、
マイナス側に至っては状態に変化が見られません。

私は回路が読めるのでいくつかの部品変更をすれば、
基板自体を生かしたまま装置の威力を2倍くらいに高め、
伴って進行速度も倍にできそうなので、改造することにしました。

総評として買ったままの使用はおススメ出来ませんね。
パルスが弱い、自動停止機能がない。
車載では適宜運転しないと必ずバッテリーを上げるといった特徴があります。

電子工作のされない方、改造の面倒な方は
4000円から7000円出してエルマシステム等の入手がいいと思います。

最後にこれを買って更にDIYされる方向けに、交換部品と手順の参考を記します。

※部品はすべて千石電商 秋葉原店で購入。部品代は1000円しません。
通販でも買えますが、抵抗・ツェナーダイオード・フィルムコンは10本単位の購入になります。
また説明は写真と対比してご覧下さい。

1.電解コン47μFを120μF20V導電性高分子アルミ固体電解コンに交換。
(部品No.APSG200ELL121MF05S　日本ケミコン製)
(場所はNE555左下)

2.NE555左隣のU2と書かれたブランクに0.22μF50Vポリエステルフィルムコン装着。
(部品No.50F2D224J　ルビコン製)

3.NE555直上の470kΩを270kΩに交換。
(240kΩまで下げてもいけそうだが、チョークコイルの発熱が増すため、真夏での
使用も考えると270kΩが無難。ちなみにこの抵抗は下げる程パルス回数が増すが、
2個のチョークコイルが爆熱し、最後は焼損します。経験済w)