ハリウッド・ボウル 1965 の感想

8月29日はマイクの不調など録音状態に問題があり8月30日公演を中心に（5.5曲+ボーナストラック2曲）正規盤に収録されたが、29日も全体に演奏のクオリティは高く同日からも1.5曲が採用されている。
詳細は以下の通り：★は正規盤 Live at the Hollywood Bowl （1977年LP、2016年CD）に収録。
☆はボーナストラック（2016年CD）として収録。無印は正規盤には収録されていない。

1965年8月30日公演
1)introduction 1:10 地元ラジオ局ＤＪ３人(Casey Kasem, Bill Slater, Dick Biondi)を紹介して、すぐに"And now, here they are, the Beatles!"と４人に譲る。
2)★Twist and Shout 1:21 64年と重複するがこちらを正規盤に採用。
3)★She’s a Woman 3:07 8月29日分はポールのヴォーカルがoffのため、正規盤にはこちらを採用。
4)I Feel Fine 2:45 粗削りな演奏は魅力だが演奏が揃わない箇所があり没となった。正規盤未収録。
5)★1/2 Dizzy Miss Lizzy 3:32 前半のみ正規盤に使用。つまり公式盤は1965年の２公演をつなげている。
6)Ticket to Ride 3:16 特に瑕疵はないが8月29日分を正規盤に使用した。
7)☆Everybody’s Trying to Be My Baby 2:53 　2016年のボーナストラックとして初収録。
8)★Can’t Buy Me Love 2:35
9)☆Baby’s in Black 2:50　Real LoveのＢ面として初公開され、2016年のボーナストラックとして収録。
10)I Wanna Be Your Man 2:47 リンゴのヴォーカルは大体１公演に一曲としており、Boys を採用したため、こちらは未発表。
11)★A Hard Day’s Night 3:07 きれいにジョンとポールがハモっているこのテイクを正規盤に採用。