デッドプール2 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] の感想

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映画館で鑑賞時にはかなり爆笑させられましたが、途中で「あれ、あの俳優がカメオ出演してた？」と気になっていたこともあり、早速レンタルで鑑賞しました。観進めていきながら、気になっていたシーンで画面をストップしてみると、やっぱりあの超有名な俳優さんが嬉しそうに賑やかしに出ていました。

監督のデヴィッド･リーチといえば「ジョンウィック」の共同監督、「アトミックブロンド」の監督として、ネオンライト使いがオシャレでしたが、本作でもオープニングシークエンスでグリーンのネオンライト使いが、やっぱり綺麗でした。しかし、MCU作品の「アヴェンジャーズ インフィニティウォー」では、絶対的な敵役としての強烈な印象を残したサノスを演じるジョシュ・ブローリンが、デッドプールの仲間として出演するというのも、ある意味すごいことですね。
片目のウィリー、チャンクのアロハシャツなど、ちょこちょことグーニーズネタが入るのもジョシュ･ブローリン絡みで楽しいところでした。(グーニーズは、2018年8月現在プライムで無料で観れますよ)

エンドクレジットで流れる、デッドプールRAPのダサくてカッコいい感じは、DA PUMPの「U.S.A」や、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー２の「ガーディアンズ・インフェルノ」に相通じるものがありますので、エンドクレジットは最後まで観た方がお得だと思います。他にも、デッドプールのウルヴァリンに妙に対抗心を持っている感じや、とことんグリーンランタンを貶すあたり、監督自らあの敵役を演じていたり、007のオープニングをオマージュしたりと、やりたい放題のデッドプール２ではありますが、深い部分ではデッドプールが抱えている悲しみを、笑いを通じて昇華させようとする人間が持つ強さを感じることができるのも、やっぱり大好きな要素です。

教育上よい映画とは言いませんし、文部科学省は絶対に推薦しないと思いますが、世の中綺麗事ばかりでないからこそ、愛すべきボンクラ男子の心を持つ皆は必見の一作だと思います。