AERA (アエラ) 2019年 12/9 号【表紙:KinKi Kids 】 [雑誌] の感想

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AERA１２・９号の香港問題について感想を述べます。香港は１８９８年に戦争の講和条件として「９９カ年間」のイギリスへの「租借」が決まります。１９９７年、主権がイギリスから中華人民共和国へと返還されます。その後、５０年間、２０４７年までは、「一国二制度」の名の下に「高度の自治」と「資本主義制度」が認められる。それから、２２年後の２０１９年（本年）に「高度の自治権」をめぐり住民の１００万人デモが繰り返されている。端緒は「犯罪人引渡」条例新設に関するものであった。今や米国のトランプ大統領も心配するほどの混乱ぶりである。私は、福岡在住で香港は近く感じ、子供も複数回つれて訪問したことがあります。「返還の前年」は心配・不安で「香港脱出」の企業や富裕層が多く、旅行会社も「これで香港観光」も終わりとばかり、一社で数十の旅行団体を引き受けて混乱していました。イギリス配下の香港警察も機関銃まで持ち出し警戒態勢。それから２～３年後に訪問した時は、すっかり落ち着き、企業も住民も戻っていました。それから２０年後の今年、「１００万人デモ」ですね。私は心中は「一国二制度」が何年持つかを考えていました。「５０年は持たず２０年」だったか、という感じです。一度、主権を取り戻した「中国」が今後、約束どおり２０４７年まで香港に「高度な自治」を認めるとは思われない。内モンゴル自治区・チベット自治区・ウイグル自治区を見れば明らかであると思います。海峡を隔てた「台湾」でさえ統一したいのですから。流血の惨事が起こらないことを祈ります。７１歳福岡在