ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー PERFECT EDITION 【限定版同梱物】特製BOX・コンプリートCD・スペシャルアートブック・優待DLCパック 同梱 & 【先着購入特典】DLC「キャラデフォルメパック」 同梱 - 3DS の感想

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ゲーム内容は、前作をクリア済みでも楽しめます。というか、基本的なシステムや序盤からのシナリオの流れはほぼ同じなのに、ここまで新作をプレイしている感覚になるのかと、買って良かったと思いました。ボイスとイラストが付いた効果は大きいですね。
Amazon限定特典のテーマはお好みで良いかと思います。そこまでこだわらなければ無しでもよいかと。ただ、3DSの画面ではやっぱりイラストの細部はつぶれてしまうので、キャラ絵にしろイベント絵にしろ冊子でじっくり見られるのはうれしいところです。
しかしこの付属冊子がなかなかの曲者で、おそらく全てのネタバレになります。本当の意味で全てゲームクリアしてから、冒険の軌跡を紅茶でも飲みながら振り返る的な読み方が理想的なのかもしれません。用語集や年表などもあるので、ラジヒスの世界史を整理、理解するのにはうってつけ。ただ、読むのは本当にあとにした方が良さげでしたが。
ちなみに私は亜伝とか小さなイベントはまだ残っていますが、本編は一応はクリアできたからそろそろ良いかな、と思って冊子を開いて見たら、未見のイベントイラストがまだまだあるようで、慌てて閉じました。なんか、敵キャラもまだいるみたいでしたし。たしかに、あのエンディングの時に、最後にヒストリアにいる2人組にまだ先があるようなことを言われたので、リメイクでの追加要素はかなりあるみたいです。
ともあれ、リメイクというよりは、完成作といった方が良いような出来なので、前作をやったことがあってもなくても、ファンタジーRPGが好きな方にはお勧めします。
携帯機なので中断セーブ機能もありますしセーブポイントも多く、途中途中で細かくプレイを止められるのですが、全体の作りは相当に奥が深いです。ひとつひとつの積み重ねで楽しめます。
個人的には、ゲームは普段しなくても『指輪物語』や紫堂恭子先生の大河ファンタジー作品など、異世界の歴史をたどるような骨太な王道ファンタジーが好きな方なら、やって損はしないと思いました。