第四の消費 つながりを生み出す社会へ (朝日新書) の感想
参照データ
タイトル | 第四の消費 つながりを生み出す社会へ (朝日新書) |
発売日 | 2012-04-13 |
製作者 | 三浦 展 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 9784022734457 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
レビュー論点は次2点です。
1)消費4分類の理由・時期・特徴に、整合性が無い。
33頁に、消費を4つに分ける理由・時期・特徴が書かれているが、全く整合性が無い。 だから
現代の消費が「第四番目」と言われても、まるでピンとこないし、面白くもない。
33頁表は、消費を分ける出来事と時期を、敗戦(1945年〜)、オイルショック(1975年〜)、
リーマンショック(2005年〜)と定義しているが、次の点が不自然。
(1)出来事と時期が一致しない(例:リーマンショックは2005年でない)。
(2)リーマンショック以降の消費特性が何故「シェア、シンプル」か不明。
(3)「シェア、シンプル」って三浦さんの過去本タイトルそのまま
本書は結局、いつもと同様、ご自分の過去本を正当化する
三浦さん得意の後付け解釈本にすぎない。
2)ウソが多い。
三浦さんは、本を書くといつも「自社で実施したアンケート結果」を使い、
さも「データに基づく正論」を装うが、重要な主張は何も調べず、ウソを言うことが多い。
本書でも190頁に「商店街は何百年も街をつくってきた」から、再生しろと主張する。
これが大ウソであることは、本書と同時期に刊行されてベストセラーになった
『商店街はなぜ滅びるのか』52頁「商店街は第一次大戦後1920年代に形成された」
を見れば明らか。
1)消費4分類の理由・時期・特徴に、整合性が無い。
33頁に、消費を4つに分ける理由・時期・特徴が書かれているが、全く整合性が無い。 だから
現代の消費が「第四番目」と言われても、まるでピンとこないし、面白くもない。
33頁表は、消費を分ける出来事と時期を、敗戦(1945年〜)、オイルショック(1975年〜)、
リーマンショック(2005年〜)と定義しているが、次の点が不自然。
(1)出来事と時期が一致しない(例:リーマンショックは2005年でない)。
(2)リーマンショック以降の消費特性が何故「シェア、シンプル」か不明。
(3)「シェア、シンプル」って三浦さんの過去本タイトルそのまま
本書は結局、いつもと同様、ご自分の過去本を正当化する
三浦さん得意の後付け解釈本にすぎない。
2)ウソが多い。
三浦さんは、本を書くといつも「自社で実施したアンケート結果」を使い、
さも「データに基づく正論」を装うが、重要な主張は何も調べず、ウソを言うことが多い。
本書でも190頁に「商店街は何百年も街をつくってきた」から、再生しろと主張する。
これが大ウソであることは、本書と同時期に刊行されてベストセラーになった
『商店街はなぜ滅びるのか』52頁「商店街は第一次大戦後1920年代に形成された」
を見れば明らか。